2013年07月19日
ダットサイトのお話③

トリジコンRMR
(実際にTrijiconのブースで見るとアイアンサイトとダットの点が同じ位置に見え、狙いやすくてかなりいいなと思いました。
今はダットの前に照門が付いていてさらに狙いやすくなっています)

動きながらもの照準もしやすい(イチローさん)
ダットサイトがいい点は両目照準であれば、視界がすごく広く見え、敵を発見しやすく、目の前の赤い点で正確に当てることが可能です。これはいろいろな競技でも実証されています。
遠距離になれば違ってきまが、近距離では非常に優秀な照準器です。
でも自分でダットサイトを買う場合、どれがいいか選ぶのは結構たいへんです。
光学照準器はライフルスコープもダットサイトもあまり見慣れてない人ではどれがいいのか良く判らないです。
エアガンの場合はまだしも、実銃の場合は反動があるので衝撃で狙点が狂うものもあります。
シンプルで構造も簡単、しかも今は中国製が氾濫しているので価格も安いと思われがちですが、実は良いダットサイトを作るのは意外と大変です。
88年くらいのダットサイトは撃っている最中に消えなければ、良いサイトと言われるくらいプロポイントもエイムポイントも衝撃でダット(赤い点)が消えました。
昔は衝撃でスイッチや電池の接点が外れたり、ダット照射部が動いたりいろいろありました。
余談ですがダットサイトには外側のアウターチュ-ブ(ボディ)と中にある筒(インナーチューブ)があります。
中のインナーチューブに反射レンズが付いており、それを動かしてダットの調整をします。

上下調整ネジをエレベーション、左右調整ネジをウィンデージといいます。
そのネジの丁度反対側の135°のところにバネがあり、その2つのネジとバネの3点でインナーチューブを固定してあります。

当時は撃った衝撃で狙点がずれることが多々ありました。そのため、バネを強力なものを入れたり、2枚入れたりしました。
そうしたら、エレベーション、ウィンデージのネジが重くなって動かなくなったり、ネジ山をなめたりしました。
それならとバネは通常の弱いバネにして、規正ができたときにバネを下からネジで固定するという案を考え出しました。
それなら3箇所でぎっちり固定するから、ダットの狙点が狂うことは無いと思いました。

結果はダイレクトに衝撃がインナーチューブに伝わり、レンズにクラックが入りました。
レンズにしてもダットが遠くの方に浮いているように見せなくてはならないので、レンズ面にはアールがついています。
このアールをきっちりと出すようにしないと像が歪んで見えたり、ダットが楕円形見えたりします。
今でも小さいダットサイトはほとんどのものが歪んで見えますね。最初に言ったようにダットサイトは両目で見ます。
だから、レンズが歪んで見えると左右で視差が出て、すごく気持ち悪く見えます。
さらにコーティングです。
ダットサイトは前から見るとレンズが赤いのがわかります。
これはレンズに赤いLED光を当てて、効率よく反射させるためのレンズコーティングです。

でも、コートが綺麗に一定になされていないと逆から見ると青く見えます。

きっちりとLED光を反射させ、逆から見ても青く見えないコーティングが良いコーティングです。
レンズが歪んで見えたり、青くに見えるものは避けましょう。

2013ビアンキカップ、26位だった長谷川朋之氏、PDX-11
じゃ、世の中に出回っているたくさんのダットサイトの話をしましょう。
つづく
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タグ :ダットサイト
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