2019年08月16日

東京マルイ89式小銃用 リアル・リコイル ヘビーウェイト・バッファー



先日、フロンティアオリジナルの東京マルイ ガスブローバックM4用 反動強化 ハードリコイルバッファーをご紹介しましたが、実は、もう一つ、有用なカスタムパーツがありましたので、ご紹介しましょう。
それが東京マルイ89式小銃用 リアル・リコイル ヘビーウェイト・バッファーです。
東京マルイの89式ガスブローバックのリコイルをさらに増大させ強烈な反動に変えるパーツです。
ボルトの先端部の金色のパーツになります。



ノーマルのパーツは手前のシルバーのもので重量は28.6gです。金色の東京マルイ89式小銃用 リアル・リコイル ヘビーウェイト・バッファーは90.3gと3倍増しであります。
重くなったボルトが可動することでリコイルが増大します。



パーツの組み込みはねじ込まれているノーマルパーツを交換するだけで、至って簡単なのですが、かなり強力なネジ止め剤で固定されています。熱してネジ止め剤を柔らかくしてから外さなければなりません。
かなりの高温が必要でドライヤーでは難しく、ヒートガンというより強力な道具が必要となります。
ここは無理せず、フロンティアで組み込んで(工賃1,000円)いただくのが無難でしょう。
組み込み方はフロンティアのWEBを参照してください。
https://ssl.alpha-prm.jp/frontier1.jp/shop/137_9366.html



ノーマルに比べて東京マルイ89式小銃用 リアル・リコイル ヘビーウェイト・バッファー搭載モデルはかなりリコイルが増大し、脳もシェイクされる感じがします。
ただ、ボルトが重くなった分、ガスの燃費は悪くなりますが、1マガジンは確実に撃てるので、問題はないでしょう。



東京マルイからリアルな構造、操作感でリコイルもある89式小銃ガスブローバックは自国の小銃ということで、サバゲーマーにも人気機種です。
それだけでなく制式小銃で、より実戦的な訓練が行えることから自衛官の訓練機材としても需要が高いです。
エアソフトガンで、さすがに100m、200m射撃は無理ですが、30m以内なら撃ち合って訓練ができます。当たった、外したが一目瞭然です。射撃練習にもなりますし、撃ち合うことで撃たれないように身を隠して射撃するという技術も身につきます。
これは実銃では絶対できない訓練です。
また実銃と比べてサイクルコスト(主に弾代)も断然安いという利点があります。現在、アメリカのプロシューターもエアソフトガンで練習していますし、PMCや民間のタクティカルスクールでもまず銃の安全な扱い方を教えるため、エアソフトガンで最初は訓練を行います。暴発なんかしたら命にかかわりますからね。
そしてエアソフトガンで標的に当てられないのに、実銃が当たるはずはないです。
自衛官の方々には、もうおもちゃという概念を捨てて、エアソフトガンで射撃練習をおこなっていただきたいですね。

東京・赤羽
フロンティ
http://frontier1.jp


89式分解方法

マガジンを抜いて、セレクターをレか3に入れて、テイクダウンレバーを押します。




アッパーにあるリコイルスプリングガイドを外します。矢印の丸いボタンを押して、リコイルスプリングを取り出します。




コッキングハンドルを最後退させるとコッキングハンドルが取り外せます。



そうすれば、ボルトが抜き出せます。



工具無しで、ここまで簡単に分解できます。
組み込みは逆の手順で行います。
実銃と同じ操作で分解できるのが、なんといっても良いですよね。
一般ユーザーとしては、これだけでも楽しいです。




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2019年08月14日

東京マルイ ガスブローバックM4用ハードリコイルバッファー



先日、東京・赤羽のエアガンショップ、フロンティで、【フロンティアオリジナル】東京マルイ ガスブローバックM4用 反動強化 ハードリコイルバッファーというカスタムパーツを入手してみました。
リアルなメカ、フロンガスにより実銃同様にブローバックし連射が可能な東京マルイのM4ガスブローバックガンシリーズに無加工で装着できます。



装着方法はフレームをテイクダウンして、リコイルバッファーを交換するだけです!
矢印の部分を押せば簡単にバッファーを取り出せます。




あとはノーマルの代わりにこのフロンティアオリジナルのマルイ ガスブローバックM4用 反動強化 ハードリコイルバッファーを組み込むだけです。作業は3分もかかりません。



ハードリコイルバッファーの後端もノーマルと同じくスプリングより衝撃を和らげるようになっています。




上かノーマルで重量:25gです。下がフロンティアオリジナルのマルイ ガスブローバックM4用 反動強化 ハードリコイルバッファーで、パーツ重量:約220gと9倍の重量増です。



発射で後退したボルトをこの超ヘビー級のハードリコイルバッファーで受け止めることでリコイルが増大します。
実銃を撃ったことがある方ならわかるかと思いますが、意外と実銃のM4のリコイルは意外とマイルドです。このバッファーを搭載したM4 ガスブローバックで、実銃に近い射撃感を味わえます。
反動がほとんどない電動ガンと違い、ガスブローバックはロゥエンフォースメントの方々には、より実銃に近い状況で訓練ができると思います。



ただし、超ヘビー級のバッファーを動かすために、ガスの燃費はノーマルより悪いです。フルオートのサイクルも遅くなりますが、プロはセミオートで撃つことが多いと思いますので、あまり問題ないでしょう。
M4のガスブロをお持ちの方は【フロンティアオリジナル】マルイ ガスブローバックM4用 反動強化 ハードリコイルバッファーを是非搭載してみてください!
この実銃に近いハードリコイルを体感してください。

東京・赤羽
フロンティ
http://frontier1.jp




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Posted by ELITEMASTER  at 17:04Comments(0)装備品・訓練新商品

2019年07月02日

IR対応スプレー塗装術 マスキング編 その1




お待たせましたOTSオリジナルのIR対応スプレーでの塗装術をご教授いたしましょう。
このスプレーは市販のものと違い、光の反射を極力抑えています。
明るいところでは完全につや消し
また反射率が低いため夜間、ナイトビジョン通して見ても目立ちにくくなっています。
銃の偽装に最適なスプレーです。
もちろん偽装に有効な色をラインナップしています。



用意するものは塗装する銃、今回は東京マルイのVSR-10を用意しました。
それとIR対応スプレー各色
マスキングテープ、なければ養生テープ
そしてメッシュ生地です。
この状態で黒って意外と目立つということがお分かりでたのではないでしょうか?



塗装の前に塗りたくない箇所、塗料が入らないよう隙間をマスキングテープで塞ぎます。
マウントベースは塗料の厚みで狂うことを防ぐために今回はスコープを外して別個に塗装しました。
もちろんスコープが決まっているのなら搭載したまま塗装してもよいです。




トリガーの隙間や銃口はしっかりマスキングしてください。



好みによりますが、ゴム製のパーツは塗装するとにちゃにちゃする場合があるので、塗装しない方もいます。
もちろん塗装しても大きな問題ではないです。



スコープも別個にマスキングします。ズームやフォーカスのメモリが塗装してわからなくならないようマスキングします。
好みによりマウントリングのネジもマスキングします。これは塗料で固着を防ぐためです。



レンズはしっかりマスキングしたい。縦横に二重に貼ることを推奨します。



今回はマウントは塗装しないので、マウントリングのレールの接地面もマスキングします。



マスキングが完了しました。
これで塗装の準備完了です。
塗装の実践は次回になります。





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2019年06月23日

札幌・近接戦闘訓練 最終回


6月8日(土)〜9日(日)に札幌で弊社主催で、開催された公務員限定の近接戦闘訓練の最終回になります。



2日目の訓練開始前は、前回、紹介した全員での初弾練習です。
なかなか全員クリアとはいきません。




昨日、習った射撃に加え、2日目は移動間射撃が加わる。
歩みを止めずに命中させるのは非常に難しいです。
歩行するとどうしても頭が揺れ、狙いが定まりません。歩き方も考えなければなりません。
もちろん左右から撃てなければなりません。




ここからが訓練の真髄です。ルームエントリーです。
まずは日本の一般的な間口に立てたバリケードの間をすり抜けます。
間隔を開けず、間髪を入れず突入します。
もちろん味方の邪魔にならないように注意しなければならないし、何かあった場合は即射撃しなければならない。もちろん外すのは言語道断です。



2日間で学んだことを駆使し、人質がいる立て篭もりの対処訓練を行う。




暗くなくてもライトは有効です。技を駆使すれば素早く制圧できます。



もし容疑者が反撃しようという動きを見せたら尽かさず、射撃します。
そのためにも射撃練習が必要なのです。
いくら動きがよくても、また仲間との連携ができていても射撃ができていないと意味がありません。
外したら自分、若しくは仲間に被害が及ぶかもしれませんし、間違って人質に当たってしまった! なんていったら最悪です。
そのためにもまず射撃力が必要になります。




武装ゲリラやテロリストの場合は、強力な銃器で反撃が予想されます。
実際、バリケードから身が出てしまった場合は撃たれます。
これがエアソフトガンで訓練を行う利点であります。
制圧が成功か失敗かが実際に撃ち合うことができ、明確に結果がわかります。
当たれば、痛さでわかるし、アイウェアで目をしっかり防護して入れば怪我をすることもありません。
今はエアソフトガンの性能も高く、10mで5cmに集弾する精度があります。
現在はおもちゃのレベルではありません。



こんな訓練は実銃ではできません。
エアソフトガンだからこそ、実戦に即した訓練ができるのです。
エアソフトガンは安全に、しかも低コストで実戦的な練習ができるアイテムなのです。
そしてエアソフトガンがうまい人は実銃もうまいです。



重要なことは訓練は一度受けたから終わりではありません。
何度も繰り返し、動きを叩き込みつつ、いろんな状況にも対処できる応用も必要です。
弊社ではこのような実戦に即したエアソフトガン訓練を行っていますので、興味がございましたら弊社までご一報お願いします。








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2019年06月17日

札幌・近接戦闘訓練 その2


6月8日(土)〜9日(日)に札幌で弊社主催で、開催された公務員限定の近接戦闘訓練の続きになります。



先日もこのブログで書いたように射撃訓練は自分が被弾しないようバリケードから身を晒さないのが鉄則です。




左右からの射撃はもちろん、あらゆる高さからも精確な射撃ができなければならなりません。



インストラクターのトモ長谷川氏とその師匠であるイチロー氏が考案したあらゆる状況を想定したモンスターバリケードの体験もしました。
もちろんできる限り早く、ミスなく当てられなければなりません。8ヶ所から撃ち、タイムは最低40秒を切りたいですね。
これは1日では達成できません。繰り返しの練習が必要となります。



また一人で練習するより、仲間と練習する方がダレないし、切磋琢磨できます。
練習始め、休憩後の訓練再開時に全員で、初弾練習をするのも良いでしょう。
ストレートダウンからブザーとともに各人がプレート1枚を1.5秒以内に撃ちます。
外したら、すぐにわかります。簡単そうで簡単ではありません。
また周りに人がいるだけで緊張します。
よい練習になります。




また、2名で対決などもよい刺激になります。
左に立つ人は左から、右に立つ人は右からプレートを6枚撃ちます。
最後に撃つ中央の2枚は先に撃った方が倒れたプレートが下になります。
それでどちらかが早いか一目瞭然です。
対決では緊張しますし、急ぐとミスするし、ミスしたことで焦り、頭が真っ白になります。
これは場数を踏んで慣れるしかありません。
エアソフトガンのシューティングマッチなどに積極的に参加するのもよい練習になります。




訓練1日の夜はライトを有効的に使用するロゥライト訓練も行われました。
「ライトをつけたらこちらの位置がバレるではないか」というのは古い発想です。
現代戦ではライトは必須アイテムです。



ちなみにFLHQの3階施設には、奥に壁で仕切ったロゥライト用スペースがあります。昼間でも暗室にすることが可能で、ロゥライト訓練ができるようになっています。




FLHQの2階は現在は座学が行えるほどのスペースとタクティカルウェアを販売しています。今後はもっとタクティカル装備の販売を充実していくかもとのことです。



065-0017
札幌市北17条東1丁目1-18
訓練は午前10時から午後8時まで行われ、非常に濃くハードな1日でした。
2日目に続く……。



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2019年06月15日

札幌・近接戦闘訓練 その1


6月8日(土)〜9日(日)に札幌で弊社主催で、公務員限定の近接戦闘訓練が開催され、約25名集まりました。
暴漢、立て篭もり事件や対テロ対策を想定した実践的な訓練になります。



インストラクターはシュアファイア社公認インストラクター資格を持ち、サンダーランチ、ポール ハゥ氏やケン ハッカーソン氏などの数々のタクティカルスクールの受講歴を持つトモ長谷川氏です。




まずは素手、ナイフを持った対象者への対処法を学びます。これは素手でもナイフでも銃でも戦闘の真髄は同じで、距離が違うだけということを理解してもらうためです。




そしてエアソフトガンを使用した訓練になります。
まず最初に銃の安全管理と銃口を人に向けない、待機時はストレートダウンなどマズルコンシャスを徹底します。



そしてトモ長谷川氏が教える射撃は基本バリケード越しになります。
対象者が武器、特に銃を保持していた場合、被弾しない様、身を晒さないためです。



訓練での標的は台形をしたプレート1枚、その下に円形プレートを2枚を写真の様に配置します。



これはボディに2発、顔に1発と急所を確実に狙う様に考えられています。
台形の顔の眉毛から唇のラインを結んだ形状で、脳幹部分にあたります。




利き腕だけでなく、左右どちらからも同じ様に撃てなければなりません。
また被弾しない様、バリケードからはみ出さない様に構えなければ、バリケードの意味がありません。
これを毎回、外さず、可能な限り早く、1発で当てるのは非常に難しいです。練習あるのみです。

訓練はまだまだ続きます。




今回、近接戦闘訓練が行われた所は札幌駅から地下鉄南北線北18条駅から徒歩約5分にあるアウトドアショップ、FLHQの3階になります。
今後、3階を多目的スペースとして訓練だけでなく、シューティングマッチ、サバゲーなど楽しめるスペースとして準備中です。
065-0017
札幌市北17条東1丁目1-18





札幌で有名なミリタリーショップ、キャプテントムの系列店で、アウトドア、登山用品の有名ブランドを扱っています。



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2019年03月22日

北海道で近接戦闘講習会を開催します。

今年の6月8日(土)・9日(日)に北海道札幌のアウトドアショップ“FLHQ(ファスト&ライト ヘッドクォーターズ)”の3Fでエアガンを使った近接戦闘講習会を開催します。


FLHQ(ファスト&ライト ヘッドクォーターズ)







今回は人数の制限もあるため官公庁職員の方のみとさせていただきます。
次回は一般の方向けにおこないたいと思いますのでブログのチェックをお忘れなく。

近接戦闘訓練案内書
定員20名で参加は先着順になります。

参加希望の方やお問い合わせのある方は下記までメールでご連絡下さい。
info@ots-japan.com


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2019年03月17日

二見龍著 新刊『CQB・ガンハンドリング編』発売



二見龍著 新刊『自衛隊最強の部隊へ-CQB・ガンハンドリング編-』が発売になりました。

これは以前大好評だった「40普連に戦闘技術の負けはない」の続編というかリニューアル版です。
内容も変わり、特に写真点数が格段に多くなり本も厚くなりました。


読み応えがあります。


写真も結構レアなものがアップされていて、こんな写真よく載せたなぁと感心しました。

ぜひ、現役自衛官や警察官の訓練担当の方にはぜひ読んで欲しい一冊です。


ショップエリートで販売していますので、見に来てください。
(立ち読み大歓迎です)



※北海道の自衛隊員にご案内!
来たる6月8日(土)札幌市内でOTS主催のエアガンを使った『タクトレ(タクティカル・トレーニング)』を行ないます。
参加は自衛官などの官公庁職員のみ対象です。
初心者も上級者もエアガンを持って集合下さい。
詳しくは後日またご案内します。







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2018年12月26日

自動式狙撃銃 B&T APC308 DMR


B&T APC308 DMR(Designated Marksman Rifle)

スイスのB&T社が新しく作り上げた、7.62mmの自動式の狙撃用ライフルです。



DMRとして有名なのはドラグノフやナイツのSR25(M110)がありますが、B&T社も良い銃を作りました。
まだ試射していませんが、良さそうです。
B&T APC308カタログ


B&T純正のサプレッサーを付けたモデル

日本でもM24対人狙撃銃ライフルを使用していますが、オートなら非常に早く連射できます。
軍用の狙撃銃は状況によってはボルトアクションの命中精度より、速射性能が求められます。
さらに長距離の移動や風雨にさらされる激しい環境下でも使える堅牢性が求められます。



それにスイスのB&T社のものなら堅牢性は高いのでスナイパーの激しい使用にも耐えると思います。
また、B&T社は銃身の長さやストックなど要望に応じてカスタマイズしてくれる会社なので日本人向けに使いやすい自動式狙撃銃ができます。



また、隊員の方からこのようにして欲しいというような要望があったら是非、ご一報ください。
B&T社の技術人に伝えます。

次回は実際に試射してその感想をお伝えします。

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2018年12月16日

B&T社のAPC-9 SDを試射!



『B&T USA社のサイレンサー内蔵ピストルキャリバーカービン「APC-SD」をニューヨーク州の郡警察が採用』
と記事が出ていました。
昨年、B&T社でこのAPC-9SD試射することができましたのでその感想を書きます。
この銃はとても洗練された良い銃です。


さすがに作られてから50年も経っているMP-5と比べると、APC-9は撃ちやすく、命中精度の高い銃でした。
さらに銃身をフルにサプレッサーでカバーされているSDは、発射音がすごく静かで、発射時の反動もほとんど無い銃です。

映像は下の写真をクリック
クリック



映像でもわかるとおり9mmの実弾としては音も反動もかなり小さく抑えられており、エアガンの「マルイM4 MWS」と同じくらいか、もっと小さく感じました。
最初は音も振動も小さいのでカートの発火不良かなと思ったくらいです。
でもダットサイトの中のターゲットには確実に穴が開いているし、バックストップの土手の土煙りも上がるのでしっかりと弾が出てました。
すごく反動が少ないので軽々と撃てるし、命中精度も良いのでMP-5よりかは大分完成度が高いと思いました。

やはりニューヨーク州警察は見る目が高いです。

ぜひ、日本の警察にも採用して欲しいと思います。
特に機動隊のMP-5はもうだいぶ古いのでこれに是非替えて欲しいと思いました。
理由は撃ってもみれば必ずわかります。

それと海自のや海保の船の中で使用する銃器には最適と思われます。

B&TのAPCシリーズは9mm弾のAPC-9、次にAPC-556(223)、APC-300(300BLACKOUT)、APC-308(7.62mm弾)とあり、すべて同じ操作扱える銃のシリーズとなっています。
つまり一度使い方をマスターすれば口径が変わっても全く同様に扱えるように考えられています。
どのモデルも一様に使いやすく、これからどの国の軍隊や警察が採用していくのか楽しみな銃です。


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2018年08月27日

平成30年度富士総合火力演習

2018年8月23日〜26日に毎年恒例の富士総合火力演習が開催されました。
今回、久しぶりに25日に見に行って参りました。




毎回、写真を撮っておりますが、戦車が火を噴く瞬間を押さえるというのは非常に難しいです。
今回、初めて発砲炎を捉えることができましたが、狙っていた90式の後ろの車輌でした(笑)。




16式機動戦闘車は、ちょっとタイミングが遅かったです。





迫撃砲やミサイルは初心者でも撮りやすいです。









何年か振りだったので非常に楽しめました。



対人狙撃銃も訓練展示されました。
近いうちにここで、スナイパー装備をご紹介する予定です。





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2017年11月03日

2017年度 国際スナイパー大会 観戦レポート



毎年レポートしている米陸軍スナイパー学校主催の国際スナイパー大会が、米国ジョージア州フォート・ベニング陸軍基地で行われました(10月15日-21日)。
その模様をレポートします。今年は第30回記念大会となりました。
まず今年の印象は、参加チームのメンツがいつもとかなり違いました。


82空挺、第三特殊部隊群、アイルランド陸軍、などの常連チームが不参加でした。
そして去年の優勝チーム、ミシガン州軍1-125からはなんと、去年の優勝者を再度送り込んできました。『州軍が二連覇してやる!』という意気込みが感じられます。


逆に正規軍は2年連続で州軍に負けるわけにはいきません。そのプレッシャーが重くのしかかっているのが、見ててわかりました。
毎年そうなのですが、年々射撃とフィジカルの割合がフィジカル重視になってきています。決して射撃数が減っているのではなく、フィジカルな作業をこなしてから射撃する機会が増えている、という感じです。


これは今のトレンドでもあるクロスフィットやスパルタンレースなどに影響を受けているのは確かですが、やはりスナイパーとは歩兵であり、まず基礎体力が無いと務まらないという原点に立ち返っているのだと思います。
ですので、今後参加を考えているチームは、まず体力を徹底的に鍛え上げる必要があります。実際問題、エネルギー省のSRS警備部隊所属のチームはついていけずにリタイアしました。
これは核関連施設を守る狙撃チームは篭城型で、普段の勤務では重装備行軍などの機動性を必要としないのが理由です。
出てきただけでもその勇気を称えたいと思います。ちなみにSRS(Savannah River Site)とは、エネルギー省直轄核兵器開発の重要拠点であり、警備が超厳重で有名な施設です。
さて、前述したミシガン州軍チームですが、三日目が終わるまで、首位をキープしていました。
最終結果は、レンジャー連隊第三大隊が最後の最後で意地を見せ、総合優勝しました。
10位までは以下の通りです。



1位:レンジャー連隊第三大隊
2位:米陸軍州軍トレーニングセンター
3位:沿岸警備隊MSRT
4位:米陸軍1-125 ミシガン州軍
5位:デンマーク陸軍
6位:米陸軍州軍チーム
7位:米海兵隊SOI-W
8位:米空軍620th GCTS
9位:カナダ陸軍
10位:サン・ベルナンディーノ警察

警察系チーム(体力的理由)と外国チーム(言語的な理由)の順位が低い、のは毎年の事ですが、

11位:米海兵隊SSIS-クワンティコ
13位:米陸軍第七特殊部隊群
22位:USASOCチーム


こういった強豪チームの順位が低かったのも驚かされました。
ただスナイパースクール教官は、『順位は大した問題ではない。
ここに来て自信の限界を見極め、勉強し、部隊に帰って後輩を指導し、全体的なレベルアップに繋げる。
そしてスナイパー・コミュニティのネットワーク作る。
これらが大会の真の目的だ』と言っていました。私も全く同感です。


使用されたスナイパーライフルや装備展示品



















毎年、視察しているだけで大変な勉強になるこの大会、参加していないチームがあったら、来年からでも参加される事を強く推奨します。
まさに『100利あって、1害無し』の大会です。

飯柴



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2017年02月17日

SIG P320 MHS/M17



今年のショットショーですが、会場入りした時にいつもと違った雰囲気がありました。SIG社が占める面積が広く、スタッフがいつもの3倍ほどの人数、そしてインタビューボックスが何個も設置され、皆が忙しくしていました。それもそのはず、M17として次期米陸軍正式採用拳銃の座を勝ち取ったからです。最終選考では、宿敵グロックとの一騎打ちでした。近年、米国の警察官の腰からSIG製拳銃が消え、グロックのシェアが2/3ほどとなっていましたので、SIG社としては久々にかっ飛ばした満塁ホームランだったと思います。
ではここで私の意見を述べてみたいと思います。まず、なぜ警察がグロックでなければならず、軍隊はSIGなのでしょうか。これはどちらが優れているという比較ではなく、使用目的の違いです。警察官はメイン・ウエポンとして拳銃を携帯します。それに対して軍隊ではMP以外はサイドアームとしての携帯です。つまり拳銃は戦闘性能よりも安全性と万能性に重点を置かれます。女性兵士や小柄な兵士、そしてCSS(支援任務)兵士などが使用する事も考慮しなければなりません。つまり最大公約数が求められるのです。誤解を恐れずに言うと、CSSの将兵は銃器に関しては素人同然で、年に1回の検定射撃時しか射撃しない場合が殆どです。そういった点から判断して、今回は珍しく軍は正しい選択をしたな、というのが筆者の意見でした。拳銃自体だけの話ではなく、製品はニューハンプシャー州で製造されますので、雇用を生み出して経済効果もあります。米国の製造業は現在、深刻な状態にあり、これはある意味拳銃本体よりも重要な選択課題です。
私の元同僚の少佐が、早速M17を撃つ機会に恵まれ、写真を送ってきてくれました。『安全装置が自然な位置にあり、使いやすい。M9よりかなり軽量だ。ジャムも無かったし、撃ちやすい。M9の後継として申し分ない』との事です。こう言っては実も蓋もありませんが、弾薬が同じ9mmで拳銃ですので、そんなドラマチックな違いはありません。ただ運用範囲が広いな、というのが感想です。CSSやMPの将兵はそのまま使用できますし、特殊部隊レベルの兵士用にサプレッサー、レーザー/ライト、光学照準機、サプレッサー、などフルオプションで展示してありました。
自衛隊も次期拳銃を模索してるようですが、M17をそのまま採用するのがベストの選択です。自分は日本が米国の猿真似をするのは嫌いですが、末端戦術の拳銃なんかは開発費と時間をかけるのはもったいないので、面倒な事は米国にやらせて、そのまま同じものを採用し、漁夫の利を得るべきです。兵站の面でも全く心配がなくなります。



話は変わりますが、ショットショーが行われるラスベガスでは、別の楽しみもあります。超一流シェフが軒並み店を出しているので、グルメにはたまらない街になっています。確かに安くは無いですが、バカラでするよりも賢いお金の使い方ではないでしょうか。今回はミシュラン三ツ星シェフ、ピエール・ガニェールのTWISTと、同じくジョエル・ロブションのL'ATELIER de Joël Robuchonで食事してきました。





両者とも甲乙付けがたい味付けで、最高の夕食を楽しめました。皆さんもラスベガスに来る機会がありましたら、ぜひ寄ってみて下さい。特にTWIST(マンダリン・オリエンタル・ホテル 23階)から見る夜景は最高でした。
飯柴



  

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2016年11月25日

Kitanica 新型RSP パンツ レビュー

Kitanicaから、新作が手元に届きましたので、実際に履いてテストした感想を述べてみたいと思います。

 まず外見ですが、一目で気に入りました。今回届いたのはカーキ色のモデルです。ポケットやナイフクリップが納まる位置が黒色のコーデュラナイロンで強化され、その二色コントラストがいい味を出しています。(色はこの他にネイビーブルーがある)
外見だけでなく機能性も優れていて、右側のカーゴポケットはジッパー付で確実に財布などを収納できるようになっています。また現代のシティライフには欠かせないアイテム、スマホがピッタリと収まる専用ポケットも付属しています。左側には30連マグが入るようにデザインされたポケットがあり、非常時にはコンバットパンツとしても機能するようにデザインされています。それでいてGEN IIパンツのように仰々しくないのが、このRSPパンツの優れた点だと思います。Kitanicaのパンツシリーズでも、傑作と言っていい出来だというのが、自分の意見です。




 私事ですが、中米コスタリカで新極真会空手・中南米支部主催の中米ウエイト制オープン大会があり、出場する機会に恵まれましたので、さっそくRSPパンツを履いて旅に出ました。ジッパーポケットには財布とパスポート、反対側にはスマホ、ペン、目薬その他を収納したのですが、落としたりして無くしたものは一切無く、履き心地も良好でした。空手の大会では重量級(85kg以上)に出場し、準優勝の成績でした。真極真コスタリカ支部はクロスフィットを並行して行っており、選手の身体能力の高さには驚かされました。またやはり中米でも事情は同じで、参加選手の多くが現職の警察官や精鋭部隊所属の軍人でした。彼らにもRSPは大人気で、『それ、どこのズボンですか?』と何度も聞かれました。


 初めて訪れた中米コスタリカですが、治安の状況などの視察も兼ねていました。先進国ではありませんので、やはり米国や日本と同じというわけにはいきませんが、思っていた以上に統率が取れている国家でした。首都サンノゼ空港はきれいですし、ホテルも清潔で24時間セキュリティが歩哨に立っており、売春婦や麻薬の売人などの侵入を防いでいます。一般人の住宅は確かにボロかったですが、高級住宅地は高いゲートで覆われており、駐在になっても安心して暮らせる感じです。ただ夜のダウンタウンは危険で、スペイン語を理解しないなら絶対に行かないほうがいい、とコスタリカ支部長から厳重に忠告されました。自分も一応下調べはしていたのですが、やはりネットで調べたのと実際に行ったのでは認識の差が大きい部分もありました。改めてBoots on the groundの重要さを認識させられた旅でした。
飯柴


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2016年10月06日

ギア・キーパー:GEAR KEEPER

ギア・キーパー各種揃っています!!

 大変便利なコードをご紹介します!
場所を取らなく、伸び縮みし、ベルトやMOLLEに装着できる優れものです。タクティカル用品の脱落防止を考えた、大変丈夫で伸び縮み自在な吊り紐です。内蔵されたワイヤーが収納されるリール式ですので、素早くバネの力によって収納されます。
 こちらのタクティカルタイプはアメリカでは警察官、兵士、消防士、パラメディックなど公共安全に関わる方々が使用しています。





 ランヤード(吊り紐)としても使用可能です。
無くしては困る拳銃、メディカルシザー、無線機、フラッシュライト、GPSなどを結び留める事ができます。また一般使用では大事なカメラや鍵などを留めて置くのも可能です。





 どこに装着するかという装着方法も、ベルトなどへのクリップ方式、MOLLEループ方式、ベルトやウェビングテープなどへのマジックテープ方式、それぞれ多様な固定方法がございます。




失くしてはならない大切な装備品を無くさないように済む、こちらの「ギアキーパー」お勧めのタクティカル用品です!!
 お客様の大切な装備品や銃にいかがでしょうか!?ただ今、エリートでは多種類のご用意がございます♪是非、ご来店の上、お手に取ってご覧ください!!


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Posted by ELITEMASTER  at 11:09Comments(0)装備品・訓練

2016年08月31日

第2回 北海道 千歳 インストラクター養成講習会



9月22日(祝日、秋分の日)に第2回 北海道 千歳 インストラクター養成講習会(自衛官・警察官などの官公庁職員対象)をおこないます。

前回、5月7日(土)~8日(日)に第1回インストラクター養成講習会をおこないましたが、それの2回目です。






今回はその基礎編の第2回目を行います。
内容は基礎編でも「フォースオンフォース」という対戦形式の指導法をおこないます。
そのため参加する方はゴーグル、フェイスマスクは必須です。

日時は9月22日(木)祝日の1日のみです。
時間:午前8時30分集合 16:00くらいまで
場所は:バトルフィールド山猫
http://algo-adv.com/index.html
食事は各自持参



北海道方面でエアガン訓練に興味がある隊員は前回参加しなかった人でもOKですので是非ご参加下さい。
費用も1日2,000円と格安で、見学も可能です。

参加希望の方は下記へ連絡ください。(秘密厳守)
info@ots-japan.com
  

Posted by ELITEMASTER  at 15:56Comments(0)装備品・訓練

2016年06月28日

OAKLEYオークリーのPRIZM SHOOTING プリズムレンズ


少し前に、オークリー社のプリズムレンズが優れている、という事をレポートしました。プリズムレンズはゴルフ、野球、釣り、野外、など各種用途に応じて、細かいモデルが存在します。今回、オークリー社は射撃用のPrizm Shootingを発表しましたので、早速入手し、テストしてみました。


購入したのはTombstoneセットです。TR22レンズ、TR45レンズ、クリアレンズ、の3種類のレンズがセットになっています。22とか45とかの番号は、レンズが遮断する光量の数値で、室内や曇りでの使用時はTR22を、屋外で日照量が多いときはTR45を使用する、といった具合になります。ここで問題になるのがレンズ交換の面倒くささなのですが、Tombstoneはワンタッチで交換できるようになっていて、この点は自分も気に入りました。またTombstoneモデルは米陸軍マークスマンシップユニット(トップシューターのジュリー・ゴロブなどが所属していた射撃専門チーム)の協力を得て開発しただけあり、その辺のフィードバックは現場で使うプロ中のプロから受けています。またTombstoneレンズは上部をフレームレスデザインとなっていて、視界が従来のオークリーモデルらと比較してかなり広い、という点が特徴です。これは伏せ撃ち時に有効な措置です。上部フレームレスとした事で大幅な重量軽減に成功しており、サングラスをかけていることを忘れてしまうほど軽量です。百聞は一見にしかず、Tombstoneモデルのプロモビデオを見てください。オークリー社がいかにエンジニアリングに時間と手間をかけたかがわかります。このビデオを見ると、オークリー社の製品が他社のそれと比較して割高なのが納得できてしまうほどです。


問題は軽量化したため、剛性をかなり犠牲にした点でしょう。実際の現場では比較的アクションが少ない狙撃手などと、使用が限定されるのが予想されます。ですがそこはオークリー社、抜かりはありません。既存のSI Mフレーム用、新型M フレームALPHA用、など、剛性が必要とされるフレーム用のモデルも存在し、替えレンズのみでの購入も可能となっています。








実際の射撃時に使用した感想ですが、他のプリズム同様に、全てのボーダーラインがクッキリと浮き上がります。薄い赤色の視界内の標的が3Dで補足できる、標的までの距離感がより正確にわかる感じです。まだ入手したばかりでそれほど使い込んでいませんが、第一印象がいい製品、という感じがしました。射撃が専門の友人・知人に使用感を聞いてみても、おおまか良好なフィードバックを得られています。何度も言いますが、サングラスを含めて万能な装備と言うのはありません。状況に応じてうまく使い分けるしか方法は無く、それができるようになるには現場で経験を積む以外には無いでしょう。ただ近い将来、光量によって自動的(もしくはマニュアルで)にレンズの色合いがカメレオンのように変化する製品ができるかもしれません。

Prizm Shootingレンズは用途が限定されますが、射撃を任務とする警察官や自衛官の方たち、また民間のシューターやアーチェリー射手の方たちにはぜひともお薦めしたい一品です。

飯柴


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2016年06月15日

フロリダ州オーランド ナイトクラブ銃撃事件で証明された防弾装備の重要性

フロリダ州オーランド ナイトクラブ銃撃事件で証明された防弾装備の重要性



オーランド市警察が公開した、被弾ヘルメットの写真。眉間の位置に見事に被弾しています。ちなみに私は『銃撃戦、特に近接戦闘では、絶対に遮蔽物の上から頭を出して覗こうとするな。相手からは棚に置いたスイカに見えるだけだ』と習いました。この被弾がそうした状況下での被弾なのかは確認できませんが、その可能性はあります。

米フロリダ州オーランド中心街にある同性愛者向けのナイトクラブで12日未明、男が銃を乱射し、50人が死亡、少なくとも53人が負傷した米国史上最悪の無差別銃撃事件が起きました。男は米国生まれのオマル・マティーン容疑者(29)で、捜査当局によると過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓っていたとの事ですが、詳細は捜査中です。実際にISISから直接指令があったのか、ただ単に個人として信奉していたのかはまだわかっていません。

 容疑者は事件発生後に突入したSWAT部隊との激しい銃撃戦で射殺されましたが、SWAT側も間一髪でした。隊員の一人が脳天のど真ん中に一発被弾しました。容疑者は軍用小銃と拳銃で武装していたとの事ですが、写真を見る限り被弾したのは拳銃弾か弾頭の柔らかい小銃弾のどちらかだと思われます。いずれにしても、防弾ヘルメットが隊員の命を救った事は疑い様の無い事実です。PPE(Personal Protective Equipment:個人防護装備)を規定どおりに着用する事がいかに重要か、今回改めて証明されました。アフガニスタンやイラクにおいても、頭部に被弾してもMICHヘルメットが弾丸の貫通を防いだ例が多数報告されています。MICHヘルメットの防弾性能は小銃弾を止めない、とありますが、それは完璧な90度の角度で被弾した時の話で、半球形のヘルメットはかなりの確立で弾丸を弾きます。また当然、長距離を飛来して弾速が低下した小銃弾の貫通も防いでくれます。私自身、アフガニスタンでこの現象を目の前で目撃しました。

 今回の事件で驚かされたのは、容疑者の腕前です。突入してくるSWATの頭部に命中させるのは、中々できるものではありません。SWAT隊員が何かミスをおかしたのか、ただの偶然なのかはわかりませんが、暗いナイトクラブ内で移動標的しかも頭部に命中させられる腕前をテロ容疑者が持つようになりました。参考までに言いますと、実際の銃撃戦の命中精度は平均11%です(FBIの統計)。これは警察側により高度な射撃術を含めた戦術が求められているという事でしょう。

最新・最高品質の実戦証明された防弾装備の必要性と、テロ容疑者の戦術向上によるこちら側の更なる戦術向上の必要性、の二点が確認された事件でした。

飯柴


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Posted by ELITEMASTER  at 19:56Comments(0)装備品・訓練

2016年06月09日

欧州フルコンタクト空手 ベルギーの現状

EFKO (Europe Full-Contact Karate Organization)トレーニングキャンプ レポート

今回のインストラクターであるフルコンタクト空手界の高名師範・選手・重鎮たちに囲まれた私。
 
 6月3日-5日の3日間、ベルギーの港町オーステンデでEFKOのトレーニングキャンプが開催されましたので、参加してきました。その模様を簡単にリポートしてみたいと思います。
EFKOとは、フルコンタクト空手の流派は多数存在しても、『フルコンタクト空手』という競技を確立し、各流派がバラバラに大会を行うのではなく、統一ルールで大会を行い、最終的にはオリンピック競技として認知される事を目的とした組織です。
 通常、空手のトレーニングキャンプとは、団体の有力選手・師範が数名で指導を行うのですが、EFKOとあって、その指導陣はオールスターメンバーと言えるほど豪華な顔ぶれとなりました。
新極真会代表 緑健児(日本・極真第五回世界大会王者)
新極真会 塚本徳臣(日本・新極真第六回・第十回世界大会王者)
芦原会館 セーム・シュルト(オランダ・K-1 GP 2005、2006、2007、2009年王者)
新極真会 ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア・新極真第三回ワールドカップ中量級優勝、第四回ワールドカップ重量級優勝、第九回世界大会3位)
新極真会 チェンゲ・ジェぺシ(ハンガリー・新極真女子世界大会2015年王者、2015年・2016年欧州女子王者)

極真空手第五回世界大会王者・緑健児新極真会代表。小さな身体で世界を制し、小さな巨人と呼ばれる。

新極真の世界大会を2度制した塚本徳臣師範。マッハ蹴りや独自のステップに代表されるように、フルコンタクト空手に革命をもたらした存在。

K-1ヘビー級王者、セーム・シュルト師範。私(180cm・96kg)と比較して、いかに身体が大きいかが理解できる。

ブルガリアの神童・ヴァレリー・ディミトロフ師範。踵を使うヴァレリーキックは、完全武装状態でも安定して蹴れるため、重い防弾装備を着用する警察官や軍人向けのテクニックでもある。

これらの師範たちが、代わる代わるセミナースタイルで指導していきます。緑師範が小さな身体で世界を制した体力練成方法を指導、その次に塚本師範が有名なマッハ蹴りを指導、そしてその塚本師範を破ったブルガリアの神童・ヴァレリー・ディミトロフ師範がヴァレリーキックと呼ばれる独自の技を指導、その後はセーム・シュルト師範がK-1を制した技を伝授…といった具合に、世界最高峰の技術を惜しげもなく指導してもらえます。

まず訓練に耐えられる強靭な体力を養成するのは、空手も軍隊も警察も同じ。緑師範の号令の下、300回の腹筋運動を行う。
 
 これらの他にも、世界最強クラスの空手家・師範がその名を連ね、参加者も400人近くとなりました。その中には各国から特殊部隊員、空挺部隊員、警察官、等からの参加者も多数見られます。フルコンタクト空手の選手に軍人や警察官が多いのは、欧米では常識となっています。理由はやはり実戦的なのと、拳立て伏せ(腕立て伏せ)や走り込み、腹筋運動、などの体力練成方法が軍隊や警察のそれと似ているからだと思われます。陸自の徒手格闘も大きな意味でフルコンタクト空手に属する格闘技です。とにかく、中身が濃すぎるほどのキャンプで、充実した3日間でした。
 
 話は変わりますが、ベルギーと言う事で、ブリュッセル空港のテロ事件後の視察も、今回の目的でした。帰りにレンタカーを返す際に、成田空港のような検問(2重)を通ります。そして徒歩で空港に入る際も、検問がありました。成田と違うのは、全員が重武装しています。検問の警察官はFN P-90とB&T ACP 9mmで武装していました。どちらも5.7mm弾/9mm弾を数十発全自動で発射でき、瞬時にテロリストを無力化できます。また迷彩服を着たベルギー軍兵士が空港内外をパトロールしています。最低20名は目にしました。ただ武装はベルギー軍のFN・FNCでしたので、かさばって使い難いだろうな、と言うのが印象的でした。また要所には狙撃手がオーバーウォッチしています。テロリストが再度ブリュッセル空港でテロ事件を実行するのは、限りなく難しくなっていました。とにかく欧州のすばらしい点は、警備を厳重にしても、米国のようになりふり構わない警備で一般客を不愉快にさせない点です。
 
 残念ながらブリュッセル空港の警備状態を写した写真はありません。私自身がテロリストと誤解されるのを防ぐのと、このブログを読んだテロリスト(もしくはその予備軍)に情報を与えないためです。
 
 私は今回、欧州三カ国を訪問しましたが、『テロリストはテロしたくてもできない、標的を絞り込むのに苦労しているだろうな…』というのが印象です。旅行者は絶対に安全とは言いませんが、かなり安全と言えます。以前にこのブログでアクティブ・シューターの対処法を紹介しましたが、それと同じやり方で、かなりの危険を回避できるはずです。皆さんも旅行の際には欧州に限らず、周辺に注意しながら安全に旅行を楽しんでください。
飯柴


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Posted by ELITEMASTER  at 11:32Comments(0)装備品・訓練インストラクター

2016年05月19日

千歳インストラクター講習会(ご報告)


以前、このブログでエアガンを使用した『インストラクター講習会』を5月7~8日に北海道千歳で行うとご案内したところ、予想以上に希望者が集まりました。
その講習会のご報告をします。
場所は千歳空港すぐそばの『バトルフィールド山猫』というとても広くていいところです。



こういう訓練を受けるるのは初めてという人もいて、最初はぎこちなかったですが、すぐに慣れて、みるみる上達していきました。



さすがにインストラクターを志す人は取り組み方が違うなと感心しました。

最初は簡単な的撃ちの基本射撃でしたが、徐々に実戦形式の射撃にレベルアップしていきます。


初日は午前中雨で座学と基本射撃で2日目は天気がすごく良く、ハードな訓練で疲れた人もいたようです。


今回は時間が無くなり、基本錬成のみとなりましたが、皆さんの訓練へ対する熱意が高いので次回以降に繋げていきたいと思います。


2回目の訓練は今年の秋頃を考えていますので、参加希望の方はブログのチェックをお忘れないようにお願いします。


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