2015年07月25日
ハリウッド映画 『Take a Chance』 邦題 『内弟子 in America』
ハリウッド映画と言えば、日本でも一般にも広く浸透していて、観た事が無い人はほとんどいないと思います。ですが出演した事がある人は皆無ではないでしょうか。私はひょんな事から出演してしまいました。チョイ役ですが(笑) その映画を紹介してみたいと思います。
映画の名前は『Take a Chance』です。ストーリーとしては日本で受験に失敗した青年が、アメリカで空手の内弟子となり、自分を開拓して強くなっていく話です。出演はサニー千葉こと千葉真一さんと実子のマッケン...そうです、日本人が主演なんです。
私が映画に出演した経緯ですが、映画が撮影された舞台がたまたま私が所属する流派の道場で、大会に参加した際の映像が使われたというわけでした。そう、全くの偶然なんです。
ストーリーは実話に基づいており、とてもリアリティがあります。若くて自分のやりたいことが見つからない、人生の目標がわからない、そういった若者たちにお奨めです。きっと何かのヒントになると思います。ついでに言うと、マドンナ役のCassie Scerboが若く笑顔が魅力的な女優で、彼女のスマイルだけでも観る価値のある映画です。
私は十代の頃から空手を習い、現役時代(軍務の都合によりできない時期もありましたが)もそして現役を退いた今でも稽古を続けております。これは私だけでなく、Combat Arms、特に歩兵のバックグランドを持つ者に共通する行動です。つい先日も海辺での合宿に参加してきました。
写真のポール先輩は自分と同じ道場で稽古していますが、元海兵隊員で、海兵隊除隊後は陸軍に移籍し、第20特殊部隊に所属していました。現役時代から空手の使い手であり、退役後の現在も空手の稽古を欠かしません。日本の武術である空手が米陸軍特殊部隊員によって活用される…これは素晴らしい事ではないでしょうか。
映画『Take a Chance』 今年の秋に公開予定です。ご期待ください。
映画 『Take a Chanc』オフィシャルウェブサイト
http://www.takeachancemovie.com/
飯柴
写真キャプション: エリートの近くにある国際大山空手練馬道場を主催するマサ先生も日本から合宿に参加し、流暢な英語で子供を含めた後輩たちを指導します。マサ先生はアラバマの大山泰彦最高師範のもとで、5年間内弟子を経験しました。そう、映画のストーリーでマッケン君のモデルになった本人なんです。普段は東武練馬の道場で指導しており、エリートのスタッフもマサ先生の道場に通っています。
2015年07月21日
シールド・ミニサイト レポート

シューターのマック堺さんが「シールド・ミニサイト」のレポートをしてくれました。

シールド・ミニサイトに興味のある方は是非ご覧ください。

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2015年07月18日
CQS防水ミニダットサイト

作日のシールド・ミニサイトに続いて今回はシールドCQSサイト紹介です。

シールドCQS シールド・ミニサイト
シールド・ミニサイトは15gと超軽量ですが、電池が裏側から挿入するタイプで防水性能はどうしても劣ります。

シールド・ミニサイトの裏面
CQSは防水性と耐衝撃性を強化したフルハウジングモデルです。

裏面は完全にシールドされており、防水性を高くしてます。

横の部分に電池を入れます。隣にあるのが付属のピカニティーマウント。後ろに見えるのが付属のスペーサー。
このスペーサーを入れることでロー、ミディアム、ハイと高さを変えることができます。
本体の重量も約66g(ピカニティーマウント付き)となり、シールド・ミニサイト(15g)と比べると重く感じますが、他のマイクロポイントT-1(105g)などのダットサイトと比べると非常に軽いです。

また、CQSは自動調光のセンサーをカバーをスライドさせることによりオフにすることもできます。

付属のマウントとスペーサーだけで3段階の高さ設定が可能です。


CQB用のライフルにも低倍率のショートスコープが使われてきていますが、そのスコープバックアップサイトとしてもこのCQSは良いと思われます。


シールドCQSの日本の発売価格はまだ未定ですが、日本の特殊部隊が使用するには軽さ、防水性、耐衝撃性、電池寿命など考慮して非常にいいダットサイトだと思われます。
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2015年07月17日
超軽量ミニダットサイト

わずか15g(電池込み重量)の軽量ミニダットサイトのご紹介です。
昔、オプティマというダットサイトがSHIELD MINI-SIGHT(シールド・ミニサイト)という名前で生まれ変わって新発売です。

実際に測っても15gしかないので軽量なエアガンにも最適です。
しかも、昔のオプティマと比べるとレンズは格段にクリアーになり、ダットも鮮明です。
特に自動調光機能が優れていて、暗い場所に向けると非常に小さくて暗く輝き、明るい方を向けると明るく輝きます。
今モデルより、良く見るとダットが瞬いているのが判ります。
これは省電力にするためにダットを点滅させており、実際にメーカーは2年間、電池交換なしで動き続けると言っています。
(使用しないときはレンズカバーをするという条件です)
2年は大げさとしても、1年もてば大したものですけど。
ただ、大げさな表現抜きにレンズとダットのクリアーさと自動調光はいいです。

暗い場所ではダットは自動的にl小さく暗くなります。

写真では明るさは判別しづらいですが、かなり明るいです。
重量が少なくなれば、慣性モーメントも少なくなり激しく動くスライドの上に固定するダットサイトとしても壊れることが少なくなります。
エアガンのグロックに取付けても、持った感じではノーマルのサイトの銃と変わらず、スライドの動きも全く問題はありませんでした。

今回はこのSHIELD MINI-SIGHTを輸入するにあたり、ガスガンのグロック(東京マルイ製)とハイキャパ5.1(東京マルイ製)のマウントを作りました。(M&P9は現在制作中)
そのため、グロックとハイキャパはそのマウントを使えば無加工で取り付けられます。

グロック用マウント


ハイキャパ5.1用マウント


両方ともサイトロンのミニミルダットにも使用できます。
なぜかというとサイトロンのミニミルダットは昔のオプティマを参考に作られたからです。
また、ライフルスコープ用のバックアップサイトとして使いたいと言う人にも専用リングを発売します。



30mmチューブ径用でロー、ミディアム、ハイの3種類があります。
シールド・ミニサイトは好評発売中です。
参考上代は¥39,800(税別)
グロック用マウント
参考上代は¥1,800(税別)
ハイキャパ用マウント
参考上代は¥4,800(税別)
30mm専用マウントリング(2個1セット)
ロー(高さ6mm)参考上代は¥9,000(税別)
ミディアム(高さ15mm)参考上代は¥10,000(税別)
ハイ(高さ26mm)参考上代は¥10,000(税別)
※参考上代ですので、ショップでの販売価格はお問合せ下さい。
次回は完全防水のシールド・ミルサイト“CQS”をご紹介します。

SHIELD CQS
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2015年07月06日
御礼 2015’夏の大感謝祭
タクティカル・プロショップ エリートの〝2015’夏の大感謝祭〟へたくさんの方がご来店頂き、ありがとうございました。

あまりの混雑に多くのお客様にご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
心よりお詫び申し上げます。

次回からは運営方法を変え、より良くしていきますのでまた、宜しくお願い致します。
お店の横の窓枠にジッポのライターとたばこの忘れ物がありました。

心当たりのある方は取に来てください。
宜しくお願い致します。
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予想以上に混合う店内
あまりの混雑に多くのお客様にご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
心よりお詫び申し上げます。

入店を待つお客様
次回からは運営方法を変え、より良くしていきますのでまた、宜しくお願い致します。
お店の横の窓枠にジッポのライターとたばこの忘れ物がありました。

心当たりのある方は取に来てください。
宜しくお願い致します。
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2015年07月02日
B&T GL-06 40mm 多目的ランチャー
B&T GL-06 40mm 多目的ランチャー

今回もB&T社製の銃器を紹介します。今回は40mm口径の多目的ランチャーです。
40mmといえば、米軍で長年使用されているM203がすぐに浮かびます。それとは異なり、GL-06は主に警察の対暴徒用途に開発されました。
ですのでここでは対暴徒用途を中心に話を進めたいと思います。
まず40mmグレネード弾を発射する銃器の特徴ですが、多種の弾頭を目的に応じて選択し、致死性・非致死性の両方において効果的なダメージを与える事が可能な事です。致死性の弾薬を例に挙げますと、HEDP(High Explosive Dual Purpose:多目的榴弾)、HE(High Explosive:高性能炸薬弾)、Fragmentation(破片飛散弾)、などです。

非致死性の弾薬の例を挙げますと、催涙弾、ゴム製バックショット弾、プラスチック製スラッグ弾、マーキング弾、などです。
射程距離は最大で2212m(Mk-19から発射された場合)と、狙撃銃以上の長距離をカバーします。
2km以上先から手榴弾が全自動で降ってくるわけですから、敵にとっては最も恐しい兵器のひとつでしょう。
ところが暴徒鎮圧用途となると話は違ってきます。群集に向かってHEDP弾を撃つわけにはいきません。
そこで威力を落とした非致死性弾を的確に発射するシステムが必要となってきます。そのためにGL-06の最大有効射程は300mまで落ちますが、暴徒鎮圧には充分すぎる威力と距離です。
(榴弾の全長ももちろん短縮)
40mmグレネードの欠点のひとつに、『弾薬が高価』という点があります。
種類によりますが、非致死性弾薬ですら1発4000円から6千円もします。
よってバカスカ撃って訓練するわけにはいきません。当然、射手は練習不足になりがちです。
予算が豊富にある米陸軍ですら、普段は弾頭が青くマーキングされているTP弾(Training Purpose)しか撃てませんでした。
GL-06はこの点を解決しています。

推進方法を雷管が炸裂する圧力を増幅させるシステムによって、雷管のみの再装填で再発射できるようになりました。
これによって単価が200円ほどに落ち着きます。これならば射手は充分な訓練が可能です。
命中精度ですが、40mmはエリア・ウエポンであるため、ピンポイントの命中精度は求められておりませんでした。
ですがメディアの目がうるさくなってきた今日ではそうも言ってられません。
GL-06はAimpoint T-1を標準装備することにより、ピンポイントでスラッグ弾を当てられる性能を持っています。
操作性は左右対称になっており、左利きの射手でも問題なく使いこなせます。再装填も肩越しに廃莢し、すばやく行えます。
(1分間で6発の発射が可能)チャンバーにはスリットがあり、装填されているかいないかが一目瞭然でわかる仕組みになっているのも安全管理を徹底させたい指揮官にとっては喜しい限りです。
ストックはバイザーを使用した際に邪魔にならないよう工夫された特殊ストックが装着可能です。
このストックはMP-5と共用することができ、すでに日本警察も採用し、好評を得ています。
しかも重量は2kgと軽く、体力が無い射手でも容易に取り扱えます。

現在の日本は安田講堂事件のあった昭和40年代頃と異なり、暴動が頻繁に起こる可能性はすくないですが、起ってから対応したのでは遅すぎます。
来年のサミット、2020年のオリンピック、と重要な国際イベントの予定が迫ってきてますので、GL-06のような40mmランチャーを効果的に活用して訓練を行うことを私は推奨します。
最後になりますが、回転式連発式の40mmガンは絶対に避けましょう。
重量がありすぎる、トリガープルが重い、再装填に時間がかかる、ジャムった時の対応に時間がかかる、などロクな事がありません。
見た目が派手なので、映画等には向いているかもしれませんが、実際は全く使い物になりません。
今回は最新の40mmグレネードランチャー、B&T社製GL-06を紹介しました。
飯柴
(筆者は現役時代にMk-19 40mmグレネード・マシンガンの射手でしたので、40mm榴弾に関してはプロの知識と経験を有しております。)

B&T GL-06 多目的ランチャー 試射レビュー
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今回もB&T社製の銃器を紹介します。今回は40mm口径の多目的ランチャーです。
40mmといえば、米軍で長年使用されているM203がすぐに浮かびます。それとは異なり、GL-06は主に警察の対暴徒用途に開発されました。
ですのでここでは対暴徒用途を中心に話を進めたいと思います。
まず40mmグレネード弾を発射する銃器の特徴ですが、多種の弾頭を目的に応じて選択し、致死性・非致死性の両方において効果的なダメージを与える事が可能な事です。致死性の弾薬を例に挙げますと、HEDP(High Explosive Dual Purpose:多目的榴弾)、HE(High Explosive:高性能炸薬弾)、Fragmentation(破片飛散弾)、などです。

非致死性の弾薬の例を挙げますと、催涙弾、ゴム製バックショット弾、プラスチック製スラッグ弾、マーキング弾、などです。
射程距離は最大で2212m(Mk-19から発射された場合)と、狙撃銃以上の長距離をカバーします。
2km以上先から手榴弾が全自動で降ってくるわけですから、敵にとっては最も恐しい兵器のひとつでしょう。
ところが暴徒鎮圧用途となると話は違ってきます。群集に向かってHEDP弾を撃つわけにはいきません。
そこで威力を落とした非致死性弾を的確に発射するシステムが必要となってきます。そのためにGL-06の最大有効射程は300mまで落ちますが、暴徒鎮圧には充分すぎる威力と距離です。
(榴弾の全長ももちろん短縮)
40mmグレネードの欠点のひとつに、『弾薬が高価』という点があります。
種類によりますが、非致死性弾薬ですら1発4000円から6千円もします。
よってバカスカ撃って訓練するわけにはいきません。当然、射手は練習不足になりがちです。
予算が豊富にある米陸軍ですら、普段は弾頭が青くマーキングされているTP弾(Training Purpose)しか撃てませんでした。
GL-06はこの点を解決しています。

推進方法を雷管が炸裂する圧力を増幅させるシステムによって、雷管のみの再装填で再発射できるようになりました。
これによって単価が200円ほどに落ち着きます。これならば射手は充分な訓練が可能です。
命中精度ですが、40mmはエリア・ウエポンであるため、ピンポイントの命中精度は求められておりませんでした。
ですがメディアの目がうるさくなってきた今日ではそうも言ってられません。
GL-06はAimpoint T-1を標準装備することにより、ピンポイントでスラッグ弾を当てられる性能を持っています。
操作性は左右対称になっており、左利きの射手でも問題なく使いこなせます。再装填も肩越しに廃莢し、すばやく行えます。
(1分間で6発の発射が可能)チャンバーにはスリットがあり、装填されているかいないかが一目瞭然でわかる仕組みになっているのも安全管理を徹底させたい指揮官にとっては喜しい限りです。
ストックはバイザーを使用した際に邪魔にならないよう工夫された特殊ストックが装着可能です。
このストックはMP-5と共用することができ、すでに日本警察も採用し、好評を得ています。
しかも重量は2kgと軽く、体力が無い射手でも容易に取り扱えます。

現在の日本は安田講堂事件のあった昭和40年代頃と異なり、暴動が頻繁に起こる可能性はすくないですが、起ってから対応したのでは遅すぎます。
来年のサミット、2020年のオリンピック、と重要な国際イベントの予定が迫ってきてますので、GL-06のような40mmランチャーを効果的に活用して訓練を行うことを私は推奨します。
最後になりますが、回転式連発式の40mmガンは絶対に避けましょう。
重量がありすぎる、トリガープルが重い、再装填に時間がかかる、ジャムった時の対応に時間がかかる、などロクな事がありません。
見た目が派手なので、映画等には向いているかもしれませんが、実際は全く使い物になりません。
今回は最新の40mmグレネードランチャー、B&T社製GL-06を紹介しました。
飯柴
(筆者は現役時代にMk-19 40mmグレネード・マシンガンの射手でしたので、40mm榴弾に関してはプロの知識と経験を有しております。)

B&T GL-06 多目的ランチャー 試射レビュー
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