2021年02月10日
フランス軍がグロック17正式採用

拳銃における最大公約数「グロック」。
最近、フランス軍が次期正式採用拳銃にグロック17を採用したというニュースが入ってきました。
既に発表後40年が経つグロック17ですが、改良を加えて現在は第5世代へと進化を遂げ、バリエーションも豊富です。
21世紀に入って20年が経過しても、グロックを超える拳銃は出てきてません。
ポリマー製拳銃は多数ありますが、命中精度でグロックを凌いでも、堅牢さと保守のしやすさではグロックの牙城を脅かす物はありません。
私もグロック拳銃を5丁も買ってしまったほどです。
私が最も信頼する拳銃がグロックです。地球温暖化が進んでいるとはいえ、ヨーロッパ諸国の殆どが亜寒帯に位置します。
なので金属製の拳銃は何かと問題があります。
また海岸線や海上においては錆の問題もあります。
その点グロックの防錆性能は他の追随を許しません。
故障が少なくメンテが用意というのは、軍警察用装備では死活問題ですので、その点でベストなグロックが好まれるのでしょう。
米国警察機関の2/3がグロックを採用しています。

ノルウェー軍制式採用のP80(グロック17)拳銃。
この写真は筆者がノルウェー軍との合同訓練時に使用した物です。
ノルウェーは国土の1/3が北極圏に入るため、マイナス40度でも作動するグロック拳銃が採用されています。
前述したフランス軍は旧植民地である北アフリカ諸国に赴く機会が多々あるため、砂漠地帯でも確実に作動するグロックを採用したのだと思われます。
グロックにはトリガー/ドロップ/ファイアリングピン・セイフティと3重の安全装置があり、引き金を引かなければ絶対に発泡しない機構になっています。
そのため落としても、強い衝撃を受けても絶対に暴発はしません。
グロックを使用する場合は、グロック専用のホルスターを使用することをお勧めします。
トリガーセイフティに指がかかったり、何かが接触して暴発するおそれがありますので。
そういうところに注意して使用すれば、完璧な軍や警察用拳銃と言えるのがグロックだと思います。
飯柴
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Posted by ELITEMASTER
at 19:33
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