2014年07月31日
エリート夏期の営業日のお知らせ
こんにちは、いつもプロショップエリートをご贔屓頂きありがとうございます。
店長のえりとです。
電池をくれれば歌って踊れる爽やかネズミです。
たまにおいくらですか?と聞かれますが、売り物じゃないです…
さて、エリートの夏の休業日のご連絡です。
エリートは下記の期間を休業とさせて頂きます。
<夏期の営業日>
8月12日 短縮営業(13:00〜19:00)
8月13日 休業
8月14日 休業
8月15日 短縮営業(13:00〜19:00)
8月16日 短縮営業(13:00〜19:00)
8月17日 休業
8月18日 休業
8月19日 通常営業(13:00〜20:00)
いつも贔屓にしてくださってるお客様には大変ご不便をお掛けしますが、
なにとぞご容赦ください。
今後ともプロショップエリートをよろしくお願いします。
2014年07月29日
赤ライト付きヘルメットライト!夜中でもはっきり見えるのは赤色だけ!
プリンストンテック「EOSタクティカル」を入荷しました。
ホワイトLEDからワンタッチで違う色に変えられるので、便利です。変えられる色の種類は赤、青、緑のフィルターから1色だけ選び、本体に装着させます。
使えるフィルターが光の3原色、赤、青、緑から選べるので遠くても視認しやすいはっきりとした光源で、訓練や夜間の行軍など識別にとても容易です。特に赤色光は暗闇の中で目が暗さに順応してしまった場合でも、光の刺激を強く受けません。ですので主に夜間で使用される場合は、この赤色フィルターを使って頂くとをオススメします。
さて、では何故、赤色は目に優しいのか、という明日使えないムダ知識を掘り下げて行きたいと思います。
まず人間の目の中には光を感知する細胞と色を感知する細胞が入っています。両方とも視細胞というくくりですが、光(明るさ)を感知する捍体細胞と、色を識別する細胞の錐体細胞があります。で、この錐体細胞はさらに3種類のセンサーがついております。それぞれ赤錐体、緑錐体、青錐体細胞と呼ばれ、この3つのセンサーが人間が見える色のすべてを現します。赤を感知するには赤錐体細胞、紫なら赤錐体と青錐体細胞の両方が反応します。こうして人間の目は色を知覚するようになっています。
色を司る3つのセンサーの赤錐体、青錐体、緑錐体、それに明るさを司る捍体細胞の4つの細胞が、光を知覚し、人間が視界を広げられるようになっております。
ですが、この4つの細胞にはそれぞれ限度があります。下記の図を見て頂くと光の波長に対応した4つの細胞の働き具合がわかると思います。
人間の目が知覚できる「可視光」の範囲と、4つの細胞が最も反応する波長を示しています。
ご覧になって頂くと、青、緑、赤の色を最も知覚しやすくなっていることがわかります。この事から青、緑、赤を光の3原色と呼び、人間がはっきりと知覚できる色です。ちなみに青、緑、赤なら赤色が遠方からでも知覚しやすい色(遠方にも届きやすい色)です。波長の長さと乱反射のしにくさが要因のなのですが、夕焼けを見て頂ければ分かる様に赤は遠方でもはっきり届きます。
話はそれましたが上記の図を見ていただくと、明るさを司る捍体細胞の可視光の範囲と赤錐体細胞の活動範囲があまりかぶらない事がわかります。赤錐体が最も活性化される光のとき、捍体細胞はほとんど活動していません。ですので目が暗さに順応している場合でも、捍体細胞を刺激せずに赤い光だけを知覚することが可能になるわけです。
まれに青色光が目に優しいという方がいらっしゃいますが、ブルーライトは自律神経を活性化させ、不眠などを引き起こす要因もありますので、使い方には注意が必要です。
それでは今週もエリートをよろしくお願いします。
あ、あとQUAD タクティカルも入荷しております、良かったら見に来て下さい。
2014年07月25日
ぎんぎらぎんにさりげなくない太陽光は目に毒です。
夏の日差しが強くなってきましたね、エリートです。
こんなに太陽がギラついていると日焼けが心配です。素肌だけじゃなく、眼球もです。
日焼けとは紫外線が体内に入らないようにメラニン色素が働いて、体に負担をかけなくなる仕組みですが、眼球にはメラニン色素がありません。眼球に紫外線を浴びせ続けると、目が乾きやすくなり、目に有害な物質が入りやすく、炎症や病気になりやすくなってしまいます。また、極端な眼精疲労になりますので業務中どころか日常生活にも支障が及びます。
そうならない為にはUVカットのサングラスを日差しの強い時にはかけていたいものです。できれば、汗で濡れてもずれないスポーツサングラス、紫外線を100%カットするレンズ、それにお求めやすい価格なら、なお良しですね。UVカット99%と100%ではだいぶモノが違うのでご注意ください。紫外線を遮断できないレンズと遮断できるレンズという明確な性能の差があります。
ですので、UV100%カットで、スポーツタイプのサングラスを日頃から着用されることで、眼球への負担を抑えて行きましょうというのが今回のテーマです。
さて、エリートに展示してありますアイウェア、ESSやワイリーX、スミス・オプティクス、5.11はUV100%カットで眼球に安心です。
では、それぞれのメーカーの使いやすいモデルをご紹介したいと思います。
まずはこちら
スミス・オプティクス
「ファクター」
なんと言っても抜群の掛け心地。アジアンフィットになってるので、たいていの顔型にフィットします。また左右のレンズが分かれてるデュアルレンズになっていますのでスポーツ以外のアウトドアでも活躍できます。イグナイターレンズが含まれているのが画期的です。
次に
ワイリーX
「ヴェイパー」
ワイリーXから新たに発売されたヴェイパーというモデルです。自分専用に鼻の高さが変えられる特別なノーズパッドがついているので、サングラスを着用した際にわずかに歪む光軸を自分専用に補正できます。少しのずれも許されないロングレンジのスナイパーや、本格的な訓練に挑まれる方にオススメです。
5.11
「アセンド・ポラライズド」
国外メーカーのアイウェアですと、あまりアジアンフィットに対応していない事が多いのですが、5.11のアセンドは鼻の高さを自由に変えられますので、たいていの顔型にフィットされるようになっています。さらにポラライズドレンズのモデルも発売されており、太陽光だけでなく、太陽光以外の屈折した光(偏光)も遮ります。ですので、車両のフロントガラスからの反射光を遮り、車両に搭乗されてる方も見える様になります。警衛任務やパトロールなどに向いています。
最後にESSからは
「クロスボー・フォトクロミック」
調光レンズが搭載されたクロスボーの最新作です。紫外線の量を感知してレンズの色がスモーク⇄クリアーと変わります。なかなか素早く色が変わるので、屋外や屋内などフィールドを多動される方にはオススメです。
それ以外のモデルももちろんございますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。それでは今後ともエリートをよろしくお願いします。
2014年07月18日
迷彩効果を高めたいならまずギリーから!
一笑ラーメンの写真を忘れてしまいました、エリートです。
ラーメンは美味しかったです。次回こそは写真付きのご案内をします。
ところでギリースーツはどうですか。
もじゃもじゃがついているギリーや、枯れ葉のようになっているギリーなど最近は色々なギリーが発売されております。
じゃあ、どんなギリーがいいのか。使う用途によりけりです。始めからもじゃもじゃがついてたり、枯れ葉ようなシルエットがあるギリーなら、着るだけで迷彩効果が得られます。訓練やサバゲーなどギリーを仕立ててる時間が無い場合など。もしくはハンティングなど森の中に踏み込み、現地の植生を荒らしたくない場合など有効です。
かたや、何もついてないゴムバンドだけのギリーがあります。
ここに麻や布紐などを巻いて、自身で特別な模様のギリークロークを仕立てます。自分で仕立てるので、時間がかかります。それに材料費も難燃素材のものを選ぶとバカになりません。ですが現地の植生に対応出来る、より迷彩効果の高いギリーが用意できます。さらに現地の落ち葉た枯れ枝を使い、現地の植生と同等のものを使えば1m先でもわかりません。
このような時間とお金と労力がかかるギリーがエリートにありますので、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
今後ともエリートをよろしくお願いします。
2014年07月17日
戻るランヤード
エリートです。
こんな暑い日は、つけ麺を食べにいきたいですね。
エリートから徒歩6〜7分のところに「一笑」という美味しいラーメン屋さんがあるので、今度ご紹介させて頂きます。
今日のご紹介はこちら、ギアキーパー。
ご存知のかたも多くいらっしゃいますが、そこをあえて、ご紹介させて頂きます。
ギアキーパーの製品は自動巻き上げコードです。要は、コードを延ばすと、勝手に巻き上げてくれる落下物防止用のランヤードです。
ランヤードは数多くありますが、自動巻き上げになっていますので、落としても勝手に戻ってきます。
例えばこちらタナカさんの「SIG SAUER P229」(約820g)をぶらさげてみました。
引っ張りきった後、
少しづつコードが巻き上げられ、
P229が戻ってきました。
今回使用したキーパーはハイ・テンションのきつめのモデルですが、これ以外にもGPS用やキーチェーン用など軽めのモデルをご用意しております。
うっかり手を滑らせて崖やビル、ラペリング中など、モノを絶対に落としては行けない現場などに役立ちます。耐水性がありますので、沿岸や海上のレスキューなどにもお使い頂けるようにもなっています。
いくつかの種類を店頭にて展示、販売しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
今後ともプロショップエリートをよろしくお願い申し上げます。次回は「一笑ラーメン」です。
2014年07月16日
カネロVSララ観戦レポート
7月12日(土)、ラスベガスにおいて行われた今もっともホットなボクサー、カネロことサウル・アルバレス対エリスランディ・ララの試合を観戦してきましたので、その様子をレポートしてみたいと思います。
見所はあのメィウエザーですら正面からの打ち合いを避けた強打のカネロと、キューバ仕込みで屈指の防御テクニックを持つララがどう攻略するか、がポイントでした。試合展開は予想通り、ララがカネロの強打を避け、アウトボクシングに徹底するという流れになりました。
結局大きな見せ場の無いまま12R判定となり、2-1のスプリットデシジョンながらカネロに凱歌が上がりました。
大きな見せ場が無いとはいえ、それは素人大衆的な問題ですが、ボクシング経験者としては強打のカネロに12Rを通じて有効打を許さないララのスピードと防御テクニックは間違いなく超一流でした。ですが逃げの一辺倒でしたので、プロで活躍するのは難しいです。ボクシングとは攻撃2割/防御8割の競技ではあるのですが、やはり防御テクもレナードのように華が無ければプロの世界ではスーパースターにはなれません。カネロもララのようなタイプの選手を捕まえる術を持たなければ、真のスーパースターにはなれないでしょう。お互いに課題が鮮明になった試合でした。
余談ですが、ラスベガスではスポーツ賭博が合法であり、これも試合観戦の醍醐味のひとつとなっています。
競馬やマージャンと同じように、少しでもお金を賭ければ観るのも気合が入るというものです。私は願いも兼ねて、カネロの勝利、判定勝利、8ラウンド以降の決着、という三つの分野に賭けてみました。その結果、500ドルほど儲かりましたが、すぐにブックジャックでスってしまい、見事にスッカラカンになりました(笑)ギャンブルなんてそんなものです。
前座では亀田三兄弟の三男、亀田和殻が自身の保持するWBO世界バンタム級の防衛戦を行いました。相手は元WBO同級チャンピオン、プンルアン・ソーシンユー(タイ)でしたが、非常に強い選手です。スピードは無いものの、バンタム級とは思えない程の強烈なパンチ力が伝わってきました。亀田選手は4Rには右フックをまともに喰らってダウン寸前にまで追い込まれますが、そこから持ち直して7Rに左アッパーから左ボディにつなげるすばらしいコンビネーションでKO勝ちを飾りました。鎖国政策を取る日本のボクシング会において、海外しかもラスベガスの大舞台で王座を防衛した事実には、素直に賞賛の言葉を贈りたいと思います。ただ日本において試合ができない情況を作ったのは自業自得という部分も確かにありますが、同じ日本人として今後も頑張って欲しいです。
試合観戦を終え、LAに戻ってビバリーヒルズのイタ飯屋でランチを取っていたところ、思わぬ人に会いました。
映画『ロッキー4』のイワン・ドラゴ役であまりにも有名な俳優のドルフ・ラングレン先輩です。先輩と言ったのは、ラングレン氏が空手家であり、私とラングレン氏が米国にて同じ師範から空手を習ったという経緯があるからです。大先輩とランチを一緒にとり、非常に有意義な時間を過ごせました。
飯柴
2014年07月15日
ロープ降下のトレーニングもできる万能トレーニングシューズ
赤塚の周りはうだるような熱気です。
夏らしくなって参りました、プロショップエリートです。
先日のセールにご来店いただきまして誠にありがとうございます。
次は年末に行わせて頂きますので、お時間ある方は是非ご来店ください。
セールのご案内が届いておられないというお問い合わせをいくつか頂戴しておりますが、ご面倒ではございますがご一報いただけますでしょうか。こちらのデータと一度つきあわせて確認させて頂きます。またお渡ししてあるカードの有効期限は2年間でございます、カードの期限が切れている場合は新しく更新の手続きも承っておりますので、ご連絡を頂ければと思います。
さて、真夏の天気がそこまで近づいてきました。これからの季節の装具はしっかりと準備されているでしょうか。
今回は5.11から開発されたトレーニングシューズをご案内したいと思います。
最高のパフォーマンスは、日々のトレーニングから。というキャッチコピーで発売された5.11リーコントレーナーは屋外、屋内、さらにロープを使ったトレーニングにも対応している幅広い用途で使えるトレーニングシューズです。
最近はTRXと言われる体幹部分やインナーマッスルとアウターマッスルを同時にトレーニングできる器具が流行っています。もちろん、このトレーニングでは普段のシューズで大丈夫ですが、ロープを使った昇降などのトレーニングをする際はシューズの内側が丈夫でないと、すぐにすり切れてしまいます。今回開発されたシューズでは内側に革張りでロープの摩擦に耐えられるよう設計されており、よりハードなトレーニングを可能にします。
また日の入りが遅くなりましたが、夜中にトレーニングされる際、明かりの乏しい施設では明るい色のシューズやウェアを着ていないと大変危険です。自転車に乗っている人などに注意を喚起できるように自分の居場所が示せる様、明るめの色のウェアなりベストなどをお勧めしています。夜中に走れる様にオレンジ1色の派手目なシューズもでております。
ちなみに5.11のアウトソールは、ビブラムソールと同じ素材を使っているのでほぼ同程度の性能が見込まれています。
このようにトラックでもジムでも、どこでも履ける様に開発されたシューズは自身を次のレベルに達することが出来るように設計されています。
こちらのシューズはエリートにて展示、販売しておりますので、お近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。今後ともプロショップエリートをよろしくお願いします。
2014年07月10日
MLB観戦レポート ブレーブスVSメッツ
アメリカに在住していて、楽しみの一つにMLB観戦があります。私も小学生時代に軟式野球チームに所属していたこともあり、趣味のひとつとなっています。
7月1日には、アトランタ・ブレーブス対ニューヨーク・メッツ戦を観戦に行ってきました。メッツの先発は松坂大輔です。
右肘手術、マイナー契約から這い上がって、先発ローテーションに戻ってきたのですが、ここ数回の登板結果がよくありません。ここで踏ん張って先発ローテの座を不動のものとしたいところです。
ですが結果は5-4でメッツの負け、5回降板で敗戦投手となってしまいました。野球に勝敗は付き物ですので、負けるのは仕方がありません。ですが内容が最悪でした。与えた得点はいずれも2死から得点を取られ、自滅するパターンです。また打率1割のピッチャーに勝ち越しタイムリーを打たれる(しかも初球に甘いど真ん中高めの直球)など、いくらなんでも酷すぎます。実際、次の日のNY地元紙には酷評され、『松坂はメッツを弱らせている』とまで書かれる始末でした。私個人としては、メジャーでの立場が苦しくなっても、日本の球団と高額で契約するという安易な選択肢を取らずに、メジャーで必死に頑張っている松坂選手を応援しています。ここはつらいところでしょうが、是非とも逆境を跳ね返して頑張ってもらいたいと思います。
さて、日本ではどうしてもMLBの報道は日本人選手中心になってしまいがちですが、MLBには世界中からすばらしい選手が勢ぞろいしています。ナ・リーグ東地区トップを走るブレーブスはまさにそうで、3番(MLBでは最高の打者を4番ではなく、3番に置く)にはフレディ・フリーマンというスーパーヒッターがいます。左利きの一塁手ですが、この日も松坂からタイムリー2ベースヒットを放ち、守備ではPlay of the dayに選ばれた好守を見せてくれました。
5-4で迎えた9回表に、ターナーフィールドが一瞬真っ暗になります。そして球場中のモニターに炎が映し出される演出とともに、MLB最高峰のクローザー、クレイグ・キンブレル投手が登場しました。この時、球場の盛り上がりは最高に達します。こういった生の迫力、雰囲気を味わえるからはMLB観戦はやめられません。キンブレル投手はサイドスローから時速160kmの剛速球とナックルカーブを投げる速球主体のピッチャーで、この日も期待通り三者三振に討って取りました。メッツの打者はファールチップにするのがやっとでした。これでオールスター前だというのに、もう26セーブ目を挙げました。このペースで行くと、去年に続いて年間50セーブ以上とれそうです。
投打が噛み合った、ナ・リーグ東地区首位にふさわしいプレーを、ブレーブスは見せてくれました。
飯柴