2017年02月17日

SIG P320 MHS/M17



今年のショットショーですが、会場入りした時にいつもと違った雰囲気がありました。SIG社が占める面積が広く、スタッフがいつもの3倍ほどの人数、そしてインタビューボックスが何個も設置され、皆が忙しくしていました。それもそのはず、M17として次期米陸軍正式採用拳銃の座を勝ち取ったからです。最終選考では、宿敵グロックとの一騎打ちでした。近年、米国の警察官の腰からSIG製拳銃が消え、グロックのシェアが2/3ほどとなっていましたので、SIG社としては久々にかっ飛ばした満塁ホームランだったと思います。
ではここで私の意見を述べてみたいと思います。まず、なぜ警察がグロックでなければならず、軍隊はSIGなのでしょうか。これはどちらが優れているという比較ではなく、使用目的の違いです。警察官はメイン・ウエポンとして拳銃を携帯します。それに対して軍隊ではMP以外はサイドアームとしての携帯です。つまり拳銃は戦闘性能よりも安全性と万能性に重点を置かれます。女性兵士や小柄な兵士、そしてCSS(支援任務)兵士などが使用する事も考慮しなければなりません。つまり最大公約数が求められるのです。誤解を恐れずに言うと、CSSの将兵は銃器に関しては素人同然で、年に1回の検定射撃時しか射撃しない場合が殆どです。そういった点から判断して、今回は珍しく軍は正しい選択をしたな、というのが筆者の意見でした。拳銃自体だけの話ではなく、製品はニューハンプシャー州で製造されますので、雇用を生み出して経済効果もあります。米国の製造業は現在、深刻な状態にあり、これはある意味拳銃本体よりも重要な選択課題です。
私の元同僚の少佐が、早速M17を撃つ機会に恵まれ、写真を送ってきてくれました。『安全装置が自然な位置にあり、使いやすい。M9よりかなり軽量だ。ジャムも無かったし、撃ちやすい。M9の後継として申し分ない』との事です。こう言っては実も蓋もありませんが、弾薬が同じ9mmで拳銃ですので、そんなドラマチックな違いはありません。ただ運用範囲が広いな、というのが感想です。CSSやMPの将兵はそのまま使用できますし、特殊部隊レベルの兵士用にサプレッサー、レーザー/ライト、光学照準機、サプレッサー、などフルオプションで展示してありました。
自衛隊も次期拳銃を模索してるようですが、M17をそのまま採用するのがベストの選択です。自分は日本が米国の猿真似をするのは嫌いですが、末端戦術の拳銃なんかは開発費と時間をかけるのはもったいないので、面倒な事は米国にやらせて、そのまま同じものを採用し、漁夫の利を得るべきです。兵站の面でも全く心配がなくなります。



話は変わりますが、ショットショーが行われるラスベガスでは、別の楽しみもあります。超一流シェフが軒並み店を出しているので、グルメにはたまらない街になっています。確かに安くは無いですが、バカラでするよりも賢いお金の使い方ではないでしょうか。今回はミシュラン三ツ星シェフ、ピエール・ガニェールのTWISTと、同じくジョエル・ロブションのL'ATELIER de Joël Robuchonで食事してきました。





両者とも甲乙付けがたい味付けで、最高の夕食を楽しめました。皆さんもラスベガスに来る機会がありましたら、ぜひ寄ってみて下さい。特にTWIST(マンダリン・オリエンタル・ホテル 23階)から見る夜景は最高でした。
飯柴



  

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2016年11月25日

Kitanica 新型RSP パンツ レビュー

Kitanicaから、新作が手元に届きましたので、実際に履いてテストした感想を述べてみたいと思います。

 まず外見ですが、一目で気に入りました。今回届いたのはカーキ色のモデルです。ポケットやナイフクリップが納まる位置が黒色のコーデュラナイロンで強化され、その二色コントラストがいい味を出しています。(色はこの他にネイビーブルーがある)
外見だけでなく機能性も優れていて、右側のカーゴポケットはジッパー付で確実に財布などを収納できるようになっています。また現代のシティライフには欠かせないアイテム、スマホがピッタリと収まる専用ポケットも付属しています。左側には30連マグが入るようにデザインされたポケットがあり、非常時にはコンバットパンツとしても機能するようにデザインされています。それでいてGEN IIパンツのように仰々しくないのが、このRSPパンツの優れた点だと思います。Kitanicaのパンツシリーズでも、傑作と言っていい出来だというのが、自分の意見です。




 私事ですが、中米コスタリカで新極真会空手・中南米支部主催の中米ウエイト制オープン大会があり、出場する機会に恵まれましたので、さっそくRSPパンツを履いて旅に出ました。ジッパーポケットには財布とパスポート、反対側にはスマホ、ペン、目薬その他を収納したのですが、落としたりして無くしたものは一切無く、履き心地も良好でした。空手の大会では重量級(85kg以上)に出場し、準優勝の成績でした。真極真コスタリカ支部はクロスフィットを並行して行っており、選手の身体能力の高さには驚かされました。またやはり中米でも事情は同じで、参加選手の多くが現職の警察官や精鋭部隊所属の軍人でした。彼らにもRSPは大人気で、『それ、どこのズボンですか?』と何度も聞かれました。


 初めて訪れた中米コスタリカですが、治安の状況などの視察も兼ねていました。先進国ではありませんので、やはり米国や日本と同じというわけにはいきませんが、思っていた以上に統率が取れている国家でした。首都サンノゼ空港はきれいですし、ホテルも清潔で24時間セキュリティが歩哨に立っており、売春婦や麻薬の売人などの侵入を防いでいます。一般人の住宅は確かにボロかったですが、高級住宅地は高いゲートで覆われており、駐在になっても安心して暮らせる感じです。ただ夜のダウンタウンは危険で、スペイン語を理解しないなら絶対に行かないほうがいい、とコスタリカ支部長から厳重に忠告されました。自分も一応下調べはしていたのですが、やはりネットで調べたのと実際に行ったのでは認識の差が大きい部分もありました。改めてBoots on the groundの重要さを認識させられた旅でした。
飯柴


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2016年10月06日

ギア・キーパー:GEAR KEEPER

ギア・キーパー各種揃っています!!

 大変便利なコードをご紹介します!
場所を取らなく、伸び縮みし、ベルトやMOLLEに装着できる優れものです。タクティカル用品の脱落防止を考えた、大変丈夫で伸び縮み自在な吊り紐です。内蔵されたワイヤーが収納されるリール式ですので、素早くバネの力によって収納されます。
 こちらのタクティカルタイプはアメリカでは警察官、兵士、消防士、パラメディックなど公共安全に関わる方々が使用しています。





 ランヤード(吊り紐)としても使用可能です。
無くしては困る拳銃、メディカルシザー、無線機、フラッシュライト、GPSなどを結び留める事ができます。また一般使用では大事なカメラや鍵などを留めて置くのも可能です。





 どこに装着するかという装着方法も、ベルトなどへのクリップ方式、MOLLEループ方式、ベルトやウェビングテープなどへのマジックテープ方式、それぞれ多様な固定方法がございます。




失くしてはならない大切な装備品を無くさないように済む、こちらの「ギアキーパー」お勧めのタクティカル用品です!!
 お客様の大切な装備品や銃にいかがでしょうか!?ただ今、エリートでは多種類のご用意がございます♪是非、ご来店の上、お手に取ってご覧ください!!


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2016年08月31日

第2回 北海道 千歳 インストラクター養成講習会



9月22日(祝日、秋分の日)に第2回 北海道 千歳 インストラクター養成講習会(自衛官・警察官などの官公庁職員対象)をおこないます。

前回、5月7日(土)~8日(日)に第1回インストラクター養成講習会をおこないましたが、それの2回目です。






今回はその基礎編の第2回目を行います。
内容は基礎編でも「フォースオンフォース」という対戦形式の指導法をおこないます。
そのため参加する方はゴーグル、フェイスマスクは必須です。

日時は9月22日(木)祝日の1日のみです。
時間:午前8時30分集合 16:00くらいまで
場所は:バトルフィールド山猫
http://algo-adv.com/index.html
食事は各自持参



北海道方面でエアガン訓練に興味がある隊員は前回参加しなかった人でもOKですので是非ご参加下さい。
費用も1日2,000円と格安で、見学も可能です。

参加希望の方は下記へ連絡ください。(秘密厳守)
info@ots-japan.com
  

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2016年06月28日

OAKLEYオークリーのPRIZM SHOOTING プリズムレンズ


少し前に、オークリー社のプリズムレンズが優れている、という事をレポートしました。プリズムレンズはゴルフ、野球、釣り、野外、など各種用途に応じて、細かいモデルが存在します。今回、オークリー社は射撃用のPrizm Shootingを発表しましたので、早速入手し、テストしてみました。


購入したのはTombstoneセットです。TR22レンズ、TR45レンズ、クリアレンズ、の3種類のレンズがセットになっています。22とか45とかの番号は、レンズが遮断する光量の数値で、室内や曇りでの使用時はTR22を、屋外で日照量が多いときはTR45を使用する、といった具合になります。ここで問題になるのがレンズ交換の面倒くささなのですが、Tombstoneはワンタッチで交換できるようになっていて、この点は自分も気に入りました。またTombstoneモデルは米陸軍マークスマンシップユニット(トップシューターのジュリー・ゴロブなどが所属していた射撃専門チーム)の協力を得て開発しただけあり、その辺のフィードバックは現場で使うプロ中のプロから受けています。またTombstoneレンズは上部をフレームレスデザインとなっていて、視界が従来のオークリーモデルらと比較してかなり広い、という点が特徴です。これは伏せ撃ち時に有効な措置です。上部フレームレスとした事で大幅な重量軽減に成功しており、サングラスをかけていることを忘れてしまうほど軽量です。百聞は一見にしかず、Tombstoneモデルのプロモビデオを見てください。オークリー社がいかにエンジニアリングに時間と手間をかけたかがわかります。このビデオを見ると、オークリー社の製品が他社のそれと比較して割高なのが納得できてしまうほどです。


問題は軽量化したため、剛性をかなり犠牲にした点でしょう。実際の現場では比較的アクションが少ない狙撃手などと、使用が限定されるのが予想されます。ですがそこはオークリー社、抜かりはありません。既存のSI Mフレーム用、新型M フレームALPHA用、など、剛性が必要とされるフレーム用のモデルも存在し、替えレンズのみでの購入も可能となっています。








実際の射撃時に使用した感想ですが、他のプリズム同様に、全てのボーダーラインがクッキリと浮き上がります。薄い赤色の視界内の標的が3Dで補足できる、標的までの距離感がより正確にわかる感じです。まだ入手したばかりでそれほど使い込んでいませんが、第一印象がいい製品、という感じがしました。射撃が専門の友人・知人に使用感を聞いてみても、おおまか良好なフィードバックを得られています。何度も言いますが、サングラスを含めて万能な装備と言うのはありません。状況に応じてうまく使い分けるしか方法は無く、それができるようになるには現場で経験を積む以外には無いでしょう。ただ近い将来、光量によって自動的(もしくはマニュアルで)にレンズの色合いがカメレオンのように変化する製品ができるかもしれません。

Prizm Shootingレンズは用途が限定されますが、射撃を任務とする警察官や自衛官の方たち、また民間のシューターやアーチェリー射手の方たちにはぜひともお薦めしたい一品です。

飯柴


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2016年06月15日

フロリダ州オーランド ナイトクラブ銃撃事件で証明された防弾装備の重要性

フロリダ州オーランド ナイトクラブ銃撃事件で証明された防弾装備の重要性



オーランド市警察が公開した、被弾ヘルメットの写真。眉間の位置に見事に被弾しています。ちなみに私は『銃撃戦、特に近接戦闘では、絶対に遮蔽物の上から頭を出して覗こうとするな。相手からは棚に置いたスイカに見えるだけだ』と習いました。この被弾がそうした状況下での被弾なのかは確認できませんが、その可能性はあります。

米フロリダ州オーランド中心街にある同性愛者向けのナイトクラブで12日未明、男が銃を乱射し、50人が死亡、少なくとも53人が負傷した米国史上最悪の無差別銃撃事件が起きました。男は米国生まれのオマル・マティーン容疑者(29)で、捜査当局によると過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓っていたとの事ですが、詳細は捜査中です。実際にISISから直接指令があったのか、ただ単に個人として信奉していたのかはまだわかっていません。

 容疑者は事件発生後に突入したSWAT部隊との激しい銃撃戦で射殺されましたが、SWAT側も間一髪でした。隊員の一人が脳天のど真ん中に一発被弾しました。容疑者は軍用小銃と拳銃で武装していたとの事ですが、写真を見る限り被弾したのは拳銃弾か弾頭の柔らかい小銃弾のどちらかだと思われます。いずれにしても、防弾ヘルメットが隊員の命を救った事は疑い様の無い事実です。PPE(Personal Protective Equipment:個人防護装備)を規定どおりに着用する事がいかに重要か、今回改めて証明されました。アフガニスタンやイラクにおいても、頭部に被弾してもMICHヘルメットが弾丸の貫通を防いだ例が多数報告されています。MICHヘルメットの防弾性能は小銃弾を止めない、とありますが、それは完璧な90度の角度で被弾した時の話で、半球形のヘルメットはかなりの確立で弾丸を弾きます。また当然、長距離を飛来して弾速が低下した小銃弾の貫通も防いでくれます。私自身、アフガニスタンでこの現象を目の前で目撃しました。

 今回の事件で驚かされたのは、容疑者の腕前です。突入してくるSWATの頭部に命中させるのは、中々できるものではありません。SWAT隊員が何かミスをおかしたのか、ただの偶然なのかはわかりませんが、暗いナイトクラブ内で移動標的しかも頭部に命中させられる腕前をテロ容疑者が持つようになりました。参考までに言いますと、実際の銃撃戦の命中精度は平均11%です(FBIの統計)。これは警察側により高度な射撃術を含めた戦術が求められているという事でしょう。

最新・最高品質の実戦証明された防弾装備の必要性と、テロ容疑者の戦術向上によるこちら側の更なる戦術向上の必要性、の二点が確認された事件でした。

飯柴


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2016年06月09日

欧州フルコンタクト空手 ベルギーの現状

EFKO (Europe Full-Contact Karate Organization)トレーニングキャンプ レポート

今回のインストラクターであるフルコンタクト空手界の高名師範・選手・重鎮たちに囲まれた私。
 
 6月3日-5日の3日間、ベルギーの港町オーステンデでEFKOのトレーニングキャンプが開催されましたので、参加してきました。その模様を簡単にリポートしてみたいと思います。
EFKOとは、フルコンタクト空手の流派は多数存在しても、『フルコンタクト空手』という競技を確立し、各流派がバラバラに大会を行うのではなく、統一ルールで大会を行い、最終的にはオリンピック競技として認知される事を目的とした組織です。
 通常、空手のトレーニングキャンプとは、団体の有力選手・師範が数名で指導を行うのですが、EFKOとあって、その指導陣はオールスターメンバーと言えるほど豪華な顔ぶれとなりました。
新極真会代表 緑健児(日本・極真第五回世界大会王者)
新極真会 塚本徳臣(日本・新極真第六回・第十回世界大会王者)
芦原会館 セーム・シュルト(オランダ・K-1 GP 2005、2006、2007、2009年王者)
新極真会 ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア・新極真第三回ワールドカップ中量級優勝、第四回ワールドカップ重量級優勝、第九回世界大会3位)
新極真会 チェンゲ・ジェぺシ(ハンガリー・新極真女子世界大会2015年王者、2015年・2016年欧州女子王者)

極真空手第五回世界大会王者・緑健児新極真会代表。小さな身体で世界を制し、小さな巨人と呼ばれる。

新極真の世界大会を2度制した塚本徳臣師範。マッハ蹴りや独自のステップに代表されるように、フルコンタクト空手に革命をもたらした存在。

K-1ヘビー級王者、セーム・シュルト師範。私(180cm・96kg)と比較して、いかに身体が大きいかが理解できる。

ブルガリアの神童・ヴァレリー・ディミトロフ師範。踵を使うヴァレリーキックは、完全武装状態でも安定して蹴れるため、重い防弾装備を着用する警察官や軍人向けのテクニックでもある。

これらの師範たちが、代わる代わるセミナースタイルで指導していきます。緑師範が小さな身体で世界を制した体力練成方法を指導、その次に塚本師範が有名なマッハ蹴りを指導、そしてその塚本師範を破ったブルガリアの神童・ヴァレリー・ディミトロフ師範がヴァレリーキックと呼ばれる独自の技を指導、その後はセーム・シュルト師範がK-1を制した技を伝授…といった具合に、世界最高峰の技術を惜しげもなく指導してもらえます。

まず訓練に耐えられる強靭な体力を養成するのは、空手も軍隊も警察も同じ。緑師範の号令の下、300回の腹筋運動を行う。
 
 これらの他にも、世界最強クラスの空手家・師範がその名を連ね、参加者も400人近くとなりました。その中には各国から特殊部隊員、空挺部隊員、警察官、等からの参加者も多数見られます。フルコンタクト空手の選手に軍人や警察官が多いのは、欧米では常識となっています。理由はやはり実戦的なのと、拳立て伏せ(腕立て伏せ)や走り込み、腹筋運動、などの体力練成方法が軍隊や警察のそれと似ているからだと思われます。陸自の徒手格闘も大きな意味でフルコンタクト空手に属する格闘技です。とにかく、中身が濃すぎるほどのキャンプで、充実した3日間でした。
 
 話は変わりますが、ベルギーと言う事で、ブリュッセル空港のテロ事件後の視察も、今回の目的でした。帰りにレンタカーを返す際に、成田空港のような検問(2重)を通ります。そして徒歩で空港に入る際も、検問がありました。成田と違うのは、全員が重武装しています。検問の警察官はFN P-90とB&T ACP 9mmで武装していました。どちらも5.7mm弾/9mm弾を数十発全自動で発射でき、瞬時にテロリストを無力化できます。また迷彩服を着たベルギー軍兵士が空港内外をパトロールしています。最低20名は目にしました。ただ武装はベルギー軍のFN・FNCでしたので、かさばって使い難いだろうな、と言うのが印象的でした。また要所には狙撃手がオーバーウォッチしています。テロリストが再度ブリュッセル空港でテロ事件を実行するのは、限りなく難しくなっていました。とにかく欧州のすばらしい点は、警備を厳重にしても、米国のようになりふり構わない警備で一般客を不愉快にさせない点です。
 
 残念ながらブリュッセル空港の警備状態を写した写真はありません。私自身がテロリストと誤解されるのを防ぐのと、このブログを読んだテロリスト(もしくはその予備軍)に情報を与えないためです。
 
 私は今回、欧州三カ国を訪問しましたが、『テロリストはテロしたくてもできない、標的を絞り込むのに苦労しているだろうな…』というのが印象です。旅行者は絶対に安全とは言いませんが、かなり安全と言えます。以前にこのブログでアクティブ・シューターの対処法を紹介しましたが、それと同じやり方で、かなりの危険を回避できるはずです。皆さんも旅行の際には欧州に限らず、周辺に注意しながら安全に旅行を楽しんでください。
飯柴


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2016年05月19日

千歳インストラクター講習会(ご報告)


以前、このブログでエアガンを使用した『インストラクター講習会』を5月7~8日に北海道千歳で行うとご案内したところ、予想以上に希望者が集まりました。
その講習会のご報告をします。
場所は千歳空港すぐそばの『バトルフィールド山猫』というとても広くていいところです。



こういう訓練を受けるるのは初めてという人もいて、最初はぎこちなかったですが、すぐに慣れて、みるみる上達していきました。



さすがにインストラクターを志す人は取り組み方が違うなと感心しました。

最初は簡単な的撃ちの基本射撃でしたが、徐々に実戦形式の射撃にレベルアップしていきます。


初日は午前中雨で座学と基本射撃で2日目は天気がすごく良く、ハードな訓練で疲れた人もいたようです。


今回は時間が無くなり、基本錬成のみとなりましたが、皆さんの訓練へ対する熱意が高いので次回以降に繋げていきたいと思います。


2回目の訓練は今年の秋頃を考えていますので、参加希望の方はブログのチェックをお忘れないようにお願いします。


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2016年05月18日

DSA2016ショー


DSA2016(デフェンス サービスシス アジア 2016)ショーに行って来ました。
場所はマレーシアのクアラルンプールです。

クアラルンプールの中心にある有名なペトロナスツインタワー
初めての国なのでワクワクしました。

DSA2016ショーのある は非常に大きなコンベンションセンターでさすがにアジア最大の軍事ショーです。




スイスの銃器メーカー“B&T(ブルッガー&トーメー)”の大きなブースにあった新型の5.56mm小銃が非常に興味をそそられました。

B&T APC556

HK MP-5とほぼ同等かそれより少し小さいくらいの5.56mm小銃です。

ストックは数段階に伸び、アーマーを着ていても問題ありません。

何より小さくて軽いので携帯性は抜群です。

これなら警察や自衛隊の特殊部隊や空挺にかなりお勧めですね。
B&Tの5.56mm小銃の良さは最初からサプレッサーを装備することを前提に作られていることと、左右どちら側でも同じように操作できるアンビになっていることです。

それと新開発の上部レールに組み込まれているバックアップ用のフロントサイトとリヤサイトが邪魔にならずいいですね。

フロントサイト

リヤサイト

それと銃身ほぼすべてがサプレッサーになっている、ほとんど発射音のしないサイレント・ライフル SPR300



B&Tはすべての銃に薬きょう回収ホルダーを標準装備しています。薬きょうを大事にする日本にはうれしい装備です。

DSAショーは他にも戦車も大砲やジェット戦闘機、無人偵察機など展示してあります。



この戦車のキャタピラーは100%ゴム製でした。


この鳥型の無人偵察機は触っても柔らかい樹脂製で作られていて、くちばしがプロペラになっています。
近くで見ると本物のタカみたいです。


やはり中国の軍事メーカーのブースが大きく、ハバをきかせてました。

それにしてもマレーシアという国はおもしろいところです。


発展しているところと昔ながらが入り混じっています。

ビルの谷間に民家の屋根が見えます。

寄ってみると町の人の生活感が良くわかります。


宿泊はクアラルンプールのシェラトン・ホテルに泊まりましたが、朝のバイキングは最高です。

アジアのいろいろな国の料理がほとんど食べられます。特にフレッシュな果物ジュースがおいしいです。

朝からインドカレー、すし、いろいろな種類のラーメンなど全然食べきれない種類の料理が並びます。


それと夜の屋台村がすごくたくさんあって、いろいろ楽しめます。


この国の人たちはとても親切でまた行きたくなる国でした。

おまけ
マレーシア警察と軍がテロ対策の一環として人質救出のデモンストレーションをショーの合間におこなってました。


上の写真をクリックするとyuotubeの動画が見れます。
香港映画みたいで結構面白かったです。





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2016年04月13日

緊急医療(基礎編)の講習会

緊急医療に興味があるけど本格的に習ったこともないし、初心者向けに教えてくれるところもないと思っていた人に朗報です。



国際標準の戦闘外傷を教えてくれる『TACMEDA協議会』が初心者入門コースを受講料わずか¥2,980でおこないます。

今回のコースは緊急外傷では一番大事な止血について講習します。
いろいろな止血帯がありますが、それらの有効的な使い方や理論を学びます。
今回は受講料も安いし、時間も3時間ということで最初に習うには最適だと思われます。

まずはここから学ぶことをお奨めします。

コース内容



問合せ先
info@tacmeda.com

申込先
https://business.form-mailer.jp/fms/2b124fee55120




  

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2016年02月24日

salomon forces の「JUNGLE ULTRA」ジャングルブーツ入荷!!

2016年のアメリカ・ラスベガスのSHOT SHOWにて発表されたSALOMON FORCESのJUNGLE ULTRA(ジャングルブーツ)が入荷しました!!


USジャングルブーツの良いところを受け継いでいつつも、『JUNGLE ULTRA』はより進化しています!!

視認性の高い素材の使用を避けたステルス性の高いデザインです。全体的に色が落ち着いておりシャープな印象です。
指から根本の厚みのある部分の平側は、狭めずにゆったりと包んでくれて、土踏まずはしっかりとアーチ型になっております。立体的に足を包み込みます。
空挺降下の際に、スタティックラインに引っ掛かり、降下事故が起きないようにする為に、靴ひものフック部分がフラットなループ式になっています。







飯柴さんのSalomon Forces Jungle Ultraの レビューです!
私とジャングルブーツの付き合いは、かれこれもう23年にもなります。士官候補生1年生の時に購入したのが最初でした。19歳の時です。士官候補生の先輩から、『いいか、可能な限り装備は軽くしろ。特にブーツはそうだ。よほどの寒冷地に行かない限り、ブーツは軽量なジャングルブーツの方がいい。疲労度が全然違うぞ』と教えられました。当時支給されたのは、全皮製のスピードレース・ブーツで、重くて靴底も硬くて滑りやすく、決して満足のいくものではありませんでした。軽量のジャングルブーツですら、履き慣れるまでは靴擦れがおき、『もうちょっと物作りをちゃんとやってくれればいいのに』と常に感じていました。
私が最初に配属になったのは、ノースカロライナ州フォートブラッグ基地です。この基地ではSFAS(特殊部隊選抜訓練)が行われます。SFASでは、毎日最低でも10km以上の重装備行軍があるため、参加する兵士たちは色々と工夫をしていました。メインゲートのすぐ外にBoots Masterという店があり、ここにジャングルブーツを持ち込むと、各自の好み通りにカスタムしてくれます。第三特殊部隊の先輩にSFASにベストなカスタム方法を伝授してもらい、何足も持ち込んでカスタムしてもらいました。例えばつま先と踵のカップを柔らかい物と交換し、パッドも入れます。靴底も金属板を抜いて運動靴のようなクッション性のある物と交換し、中敷を特殊衝撃吸収剤でできた物を入れます。すると履き難かったジャングルブーツが、まるで自分の足の一部のようになったのを、今でもよく覚えています。このカスタムは決して安くは無く、ジャングルブーツがさらにもう2足ほど買えるほどの費用がかかりました。安月給だった私は『チクショー、何で最初からこういうジャングルブーツが無いんだ』と思っていました。
とにかくジャングルブーツ自体のデザインが1960年代であり、完全に時代遅れです。私は常に『登山靴やトレッキングシューズの技術・利点を組み込めば、現代に合った最高のジャングルブーツができるのに…』と頭の中で構想を練っていました。
SalomonはForcesブランドを立ち上げた当初は既存のトレッキングシューズ等を改良した製品ラインアップのみでしたが、世界最強の歩兵連隊である第75歩兵連隊・通称レンジャー連隊の第二大隊のモニタリングを通じて、全く新しいジャングルブーツの開発に取り掛かっていました。そして完成したのがこのJungle Ultraです。同じ空挺歩兵でも私よりはるかに格上のレンジャー達が助言しただけあって完成度は高く、新型のシャーシを採用、剛性を保ちながらも抜群の履き心地を有しています。そして何より軽量と言う点が特徴です。私が2015年春、最初に試作品を手にした時、私の構想そのままの出来栄えに驚かざるを得ませんでした。やはり同じ空挺歩兵ですから、考える事は同じなのでしょう。
歩兵とは文字通り歩く兵士であり、足元を固めるのは最重要課題です(特殊部隊もレンジャー連隊もスナイパーも全員が歩兵です)。皆さんも自身の足と目的に合った靴を選び、自身の機動力を常に110%発揮してください。また忘れがちになるのが靴下です。気候・目的・自身の体質などをよく考慮して、良質な靴下を選択してください。
飯柴

◆ブーツの機能の詳細に関しまして◆
「ソール、履き心地」
◎滑りにくい「コンタグリップ」を使用。
◎安定する「アドバンスドシャーシス」を使用。
◎今までのジャングルブーツに比べ、高いクッション性を確保。
◎つま先にラバーの補強。
◎ビブラムソールやパナマソールは固くて岩やタイルの上は滑りやすかったが、泥がセルフクリーニングするパナマソールのデザインを受け継いでいつつも、コンタグリップで滑りにくくなっています。

「フィーリング、マメ、重さ」
◎前面内側のタンの部分の重なってしまう両側は、薄くなるようにと伸縮できるように薄い伸縮素材になっています。
◎長距離行軍の際など、靴ひもの結び目の玉部分が脛部分に食い込んで痛かったが、こちらにはパッドが入り、それが解消されました。
◎通気口が足の両サイドにあり、今までに比べてよりいっそう空気の交換が良くなり、乾燥しやすくなりました。
◎今までのジャングルブーに比べ、革がある程度柔らかく、ブレイクインしやすいです。
◎靴の内側のマメになりやすかった踵部分がパッド状になっており、靴ズレに悩まされません。
◎サイズUS9.5で片足約530g、重さが従来のジャングルブーツに比べ圧倒的に軽いです。
●SALOMON FORCES
「JUNGLE ULTRA」
COLOR:BURRO/ABSOLUTE BROWN-X、
FOREST GREEN/NIGHT FOREST
SIZE:US8、8.5、9、9.5、10、10.5

任務に肝心なのは足元からです。新作のジャングルブーツを是非試してみてください!!
タクティカル・プロショップ「エリート」にて好評発売中です!!

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2016年02月19日

銃のクリーニング用品が多数ございます♪

銃のクリーニング用品いろいろご用意してあります。
ご自身の銃のメンテナンスは万全でしょうか!?
メンテナンス用品は口径が5.56mm用、7.62mm用、9mm用(拳銃用)など様々の種類がございます。

エリートの「ガン・クリーニング用品コーナー」




「ガン・クリーニング用品:薬剤」HOPPE'S M-PRO7 WD40など
ソルベント、カッパ-リムーバ-、ガンオイル、ガングリース、潤滑油




「ガン・クリーニング用品:道具」HOPPE'S DEWEY など
洗い矢、ブラシ、スワブ、ジャグ、ボアライト、ボアガイド、パッチ、ユーティリティーブラシ、アムニッションケース、ストック用アマニ油











◎フィールドでもご使用可能なように、小さくコンパクトに収納可能なOTIS製品もございます。
フィールドストリッピングも可能なようにCONDOR製マットのご用意もあります。
OTIS5.56mm OTIS7.62mm


OTIS用品は他の装備品と一緒にこれを一つ携帯すれば、最低限のクリーニングは可能です。裏面はMOLLE方式になっています。



CONDOR ロールアップクリーニングマット


◎標的も各種ございます。紙標的、ゼロイン標的
VTAC紙標的


ライトインザレイン ゼロイン標的


いかがでしょうか?ご自身の愛銃を万全の状態に維持して置く事は重要です。掃除に効果的な商品を多数ご用意しております。是非、ご来店のうえ、お手にとって商品をご覧ください。いろいろあります♪

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Posted by ELITEMASTER  at 19:29Comments(0)装備品・訓練

2016年02月13日

サファリランドALS/SLSホルスター用Oregon Trail Defense Nub MOD アタッチメント

オレゴン・トレイル・ディフェンス社Nub Modのご紹介!!

サファリランド社と言えば、長年に渡って常にトップメーカーとして、タクティカル製品の業界を牽引してきました。数多くの種類の装備品を製作していますが、特にホルスターのシェアは他のメーカーの追随を許しません。『餅は餅屋』と言いますが、警察・軍隊の両方において、サファリランド製ホルスターのユーザーは最も多く、プロから絶大の信頼を得ています。
サファリランド社のホルスターが優れている理由のひとつに、何人ものトップシューターへのスポンサードが大きな理由のひとつとして挙げられます(ビアンキカップチャンピオンのダグ・ケニッグ、元米陸軍所属でウーマンチャンピオンのジュリー・ゴロブ、往年のトップシューター ロブ・リーサム、等)。優れた製品を開発するのには、優秀なエンジニアによる設計と、プロフェッショナル・ユーザーの的確なアドバイスの融合は欠かせません。ですが多くの企業はどうしても後者をおろそかにしてしまいがちです。これは直接的に利益を生む部署ではなく、逆に経理上はコストがかかるだけに見えるからです。ですがサファリランド社は常にシューターへのスポンサードを忘れずに、現場からの意見を製造に取り入れて、優れた製品を生産し続けてきました。私も現役時代からサファリランドの6004ホルスターを使い続けていますが、表面は傷だらけになったものの、機能的には全く損傷無く、今でも使える状態にあります。このタフさは驚異的とも言えるレベルです。

 そんな優れたサファリランド製ホルスターですが、その代表例がSLS/ALSシリーズです。ALS/SLSはトリガーガード部分を確実にロックするシステムで、ドロウの際に右手親指でサムブレイク・レバーを垂直に押し込む事でロックを解除します(レベルによってフッドがあるホルスターもある)。オープントップであっても、射手自身が解除しない限りほぼ99%事故による脱落は無い優れたシステムです。ですが『レバーがもうちょっと大きいサイズだったら使い勝手がいいのに』という意見が少なからずありました。これはサファリランド社も十二分に承知していますが、訴訟社会の米国においては、常に120%の安全を考慮して設計しなければならない、という事情があります。

 そこでOregon Trail Defense社は、サムブレイク・レバーに被せるアタッチメント、Nub MODを開発しました。2015年の秋に初めてデモ品を私が手にした時の感触ですが、『あれ、ALSってこんなに抜きやすかったっけ?』でした。私はそれが新製品のNub MODだとその時点では知らなかったのです。そしてOTD社長のMiach氏から説明を受け、『おお、これは使える!』と判断し、その場で購入しました。

ノーマルのサファリランド「ALSタクティカルホルスター」にトイガンを入れた状態






 アタッチメントを被せる事により、まず高さが7mmほど高くなり、サムブレイク・レバーを親指が見つけやすくなりました。親指が触れる表面積も大きくなったのは言うまでもありませんが、曲げた親指と同じエゴノミックな角度になったので、その感触が非常にスムースに感じられます。
『百聞は1見にしかず』とにかくALS/SLSユーザーの方は手に取って試してみる事をお奨めします(注:プロショップエリートにはNub MODを装着したデモホルスターがあります。ご来店の際にはお気軽にお問い合わせ下さい)
飯柴

ノーマルのサファリランド「ALSタクティカルホルスター」に『Nub MOD』を取り付けた状態








◎NUB MOD ALS HOLSTERS COLOR:BLACK、GREY
◎NUB MOD HLS Level3 HOLSTERS COLOR:BLACKのみ

『Nub MOD』の取付け方法

youtubeより












いかがでしたでしょうか?是非ご来店のうえ、お手に取って商品の良さを実感して下さい!!

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Posted by ELITEMASTER  at 20:58Comments(0)装備品・訓練

2016年01月09日

5.11 タクティカルのご紹介!!

「5.11」(ロイヤル・ロビンズ)とは1960年代からシエラネバタ、ヨセミテなどで活躍したマウンテン&ロッククライマーのロイヤル・ロビンズ氏が、使い勝手の良いパンツやウエアーを自身で製作したのが始まりのブランドです。その後に90年代から2000年代初頭に掛けてタクティカル専門の「5.11タクティカル」として個別に独立しました。今ではカリフォルニア州中部のモデストに本拠地を置きます。
「5.11」という名称の由来は、ブランドを立ち上げた際のフリークライミングやロッククライミングの登攀における岩場のその当時の難関値を示したものでした。(現在はもう少し上の5.15ぐらいになっている)

「5.11」のウエアー類は数あるタクティカルウエアーの元祖本家だけあって、快適でとても動き易く丈夫、頑丈に作られています!!軍服≒タクティカルウエアーの主要素は快適で丈夫、頑丈さである事です!ウエアー全体に言えることは、ポケットが多く、深い。これは作戦や任務を遂行する上で軍服、タクティカルウエアーとしては重要な事の一つです!また、軍服、武道着やスポーツウエアー、アウトドアウエアーなど手や胴体、足を主に動かすスポーツのユニフォームの優れた良い部分のデザインやギミックを取り入れて、製品化しています。

「5.11」の衣類を着た姿はイラク紛争、アフガニスタン紛争においてのプライベートコントラクターの象徴でもありました。
現在ではアメリカはもちろんの事、ヨーロッパの軍、警察、警備会社など実戦と訓練を交互に行っている多くの部隊、ユニットにて使用されております♪
実際にフランスのオバーニュではオフの外人部隊のレジョネアも5.11パンツを着用していました。また同じく情報筋によれば、ISと対抗しているイラクのクルド人自治区のクルド人部隊のペシャマルガの隊員も5.11のウエアーを愛用しているそうです。

2000年代初頭にアメリカで売り始めた時から、ウエアー類を愛用している店長が自信を持っておススメする信頼のウエアーです!!

それでは、取扱い商品の一部をご覧ください!!

5.11タックライトプロシャツ
COLOR:BLACK、TDU GREEN(OD)、 SIZE:S、M、L


5.11タックライトプロパンツ
COLOR:BLACK、TDU GREEN(OD)、TUNDRA、COYOTE、TDU KHAKI SIZE:S、M、L


5.11ストライクパンツ
COLOR:BLACK、TDU GREEN(OD)、BATTLE BROWN SIZE:S、M、L


セイバージャケット2.0
COLOR:BLACK、MOSS(OD)、DARK NAVY SIZE:S、M、L


3-IN-1パーカ
COLOR:BLACK、TUNDRA SIZE:S、M、L



以下は5.11とバイキングタクティックスが共同開発した商品や関連商品です。バイキングタクティクスの代表のカイル・ラム氏は米陸軍の対テロ部隊のデルタフォースに在隊していました。

5.11タクティカル バイキングタクティクス 2ポイントスリング
COLOR:BLACK、SAND STONE SIZE:M4、89式小銃など パッド無し、パッド有り


バイキングタクティックス ライトマウント
COLOR:BLACK、COYOTE BROWN、FOLIAGE GREEN SIZE:P、G、Eシリーズ兼用







カッコイイ△な「カイル・ラム」氏が撃つ、5.11の紹介動画をどうぞ♪

youtubeより


エリートにはこのほかにもたくさんの5.11タクティカル装備品や衣類などの商品が多数ございます。是非、ご来店の上、実際にお手に取って商品の良さを実感してみてください!!

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2015年12月16日

ARCTERYX LEAF アークテリクス リーフ


ARCTERYX LEAFアークテリクスリーフの商品を多数ご用意がございます。
アークテリクスはカナダのバンクーバーの大自然の中の自然環境を地元に創業しました。市販のクライミングハーネスに気に入ったものが無いという理由で、自作しようとした創業者が興したハーネス製造会社が前身です。
自分が使う納得いくハーネスを作る為に会社を興した精神が、妥協しない製品開発、最高基準として製造においては先進の原材料を使用する、技術的製品は極限状態での需要にて機能するように、自社の商品開発の精神に引き継がれ、現在、アークテリクスが製造しうる最高の性能の製品をお客様にお届けするのを旨としています。
それらの基本理念が現在のアークテリクスやリーフラインのハイスペック商品に生かされています。アークテリクスは妥協せずに製品を製作する姿勢を実際に完全に遂行するように、自分自身にかして行ってきました。

お客様の過酷な訓練や任務に耐えうるしっかりした作りで、同じく厳しい自然環境において着用者の健康状態を維持する優れた作りとなっています。

その一部代表的な商品をご紹介します♪

◎ALPHA JACKET [GEN2] (ゴアテックスジャケット=防水浸透、防風ジャケット)
SIZE:S、M、L COLOR:CROCODILE、BLACK



◎ALPHA LT JACKET [GEN2]
SIZE:S、M、L COLOR:CROCODILE、BLACK


◎KHARD 30 PACK (バックパック)
容量:30L COLOR:CROCODILE、WOLF、MULTICAM 



◎KHARD 45 PACK 
容量:45L COLOR:CROCODILE、WOLF、MULTICAM 



◎KHARD 60 BACK
容量:60L COLOR:CROCODILE、WOLF、MULTICAM





◎H150 RIGGERS BELT(レスキュー、リガーベルト)
SIZE:S、M COLOR:COYOTE、BLACK



◎E70 RIGGERS LOOP(ハーネスのレッグ部分)
SIZE:S、M COLOR:COYOTE、BLACK




この他にもアークテリクスリーフの上下の戦闘用、防寒用衣類や身の回りのグッズなど、多数ご用意がございます。

高い性能のウエアやザッグを装備され、安全で快適なミリタリー&ローエンフォースメントライフを体感していただきたいです。
商品を実際にお手に取ると、十分に納得する出来栄えだと思います。

是非、ELITE:エリートにご来店ください。
スタッフ一同、お待ちしております。

動画はyoutubeより

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Posted by ELITEMASTER  at 20:58Comments(0)装備品・訓練

2015年12月09日

MYSTERY RANCH ミステリーランチ

ミステリーランチのご紹介

ただ今、エリートでは「MYSTERY RANCH:ミステリーランチ」の商品が数種類ご用意がございます!!

是非、ご来店の上、商品をお手に取ってご覧ください♪

ミステリーランチは重量物運搬の為の装備品を製造、開発することに関して、世界で最も優れている会社の一つです。
過酷な状況下でパックを手荒く使い込む使用者に対し、そのパックは並はずれた耐久性を持ち、抜群に背負い易いです。社長のデイナ・グリーソン氏以下ミステリーランチの社員が40年以上に渡る職人のクラフトマンシップをこのミステリーランチのバックパックの製造に注ぎ込み、任地で俊敏に動き回り、軍用品特有の(弾薬、水、兵器の部品など)超重量物を安定して担ぐ事を可能にします。

ミステリーランチはパック作りに対して一切の妥協はありません、今となっては珍しい職人気質のメーカーです。
それぞれの商品がどれもミステリーランチの社内の開発部門において、ある一定の期間、責任者たちの納得がいくまで、入念にリサーチ&デベロップメントそしてトライ&エラーを行ってから、商品が市場(一般市場もしくは軍、官公庁へ)に出されます。

それゆえに、極限の状況で究極のギアを必要とする、命を懸けて戦っている米軍の陸海空、海兵隊とそれぞれの特殊部隊、そしてオーストラリアや同盟国の部隊に採用されたり、部隊がまとめて購入している理由といえます。

☆ミステリーランチの数ある特徴のいくつかをご紹介します☆

「フューチュラヨークシステム」
ハーネス、サスペンダー状のフューチュラヨークシステムはパックの背面長を無段階調整することを可能にしています。フューチュラヨークシステムはサイズや多きさが分かれており、ユーザー一人一人の座高や背面長や体格に応じてジャストフィットできるように
なっています。

「ボルスタッド ベンチレーション システム」
これは軍用に特化したモデルです。背中に当たる部分に垂直の上下にウレタンフォームで形成されたBVSを用いています。それはボディーアーマーを装着した際にバックパックがぐらつかず、安定して背負るようにされたギミックです。フューチュラーヨークシステムの垂直面のカーブとBVSで構成された水平面のカーブが、ボディーアーマーの抗弾プレートの立体的な球面のカーブにフィットします。ボディーアーマーを装着しない時はBVSは外して着用可能です。使用感に変わりはありません。

「生地に関しまして」
ほぼ全てのモデルで底の地面に当たる部位の生地が二重になっています。内側の生地を外側の生地に比べて少し小さく設計縫製されており、荷物の重力によって加わる応力を内側の生地で受け止め、外側の生地が張りにくくすることで、耐久性や耐水性=劣化しないように作られています。

こちらがELITE:エリートにて取り扱い中のアイテムです。
◎3DAY ASSAULT
容量:33L 本体重量:2300g COLOR:MULTICAM COYOTE



RATS PACK BVS
容量:30L 本体重量:2900g COLOR:MULTICAM



SATL ASSAULT PACK
容量:60L 本体重量:2150g COLOR:MULTICAM







NICE6500 BVS
容量:107L 本体重量:4300g COLOR:MULTICAM









youtubeより

ご来店されて是非背負っていただきたいバックパックです!!
その背負い心地を体感してください♪

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Posted by ELITEMASTER  at 17:20Comments(0)装備品・訓練

2015年08月05日

場面場面で専用のレンズ!オークリー・プリズムレンズ


オークリーより新作のレンズ、プリズムレンズが発売されています。

世界で最も特許を取得してあるオークリーのレンズですが、ここ1年でまた新たなステージに進みました。このプリズムレンズの一番の特徴は分野ごとに細かくレンズを指定してあるところにあります。

通常、一枚のレンズは暗いところ、もしくは明るいところなど大雑把にわけられてきましたが、今回は山岳、路上、海上、浅瀬など使える場面を絞って、その場面の専用にレンズを作られております。この特別なレンズのチューニングアップにより、視覚が最も繊細に感じる色を調整し、今まで以上の安全性とパフォーマンス性を向上してくれるそうです。

まず、プリズムレンズ・トレイル(山岳)





では、
砂、岩、小石、木の根っこや日陰、日向の変わり目など視認しやすくなっております。植物や木々の枝葉がはっきりと目に映り、日陰日向の太陽光が変わるところでも、視界をはっきりクリアに保ちます。

プリズムレンズ・ディープウォーター






水面の反射を抑え、海中をしっかり視認することができます。海上や湾岸警備など、ギラついた反射を抑え視認性の向上を約束します。浅瀬用のシャロウ・ウォーターも発売されています。


プリズムレンズ・デイリー

街中での太陽光を遮り、クリアな視界を広げます。車のウィンドウの反射光を遮り乗員を確認したり、夏の日差しの中でもパトロールできるように紫外線やギラついた太陽光から目を守ります。





こちらの商品はエリートにて展示販売していますので、お近くにお越しの際はご覧になっていってください。
今後共エリートをよろしくお願いします。


  

Posted by ELITEMASTER  at 18:38Comments(0)装備品・訓練

2015年07月02日

B&T GL-06 40mm 多目的ランチャー

B&T GL-06 40mm 多目的ランチャー


今回もB&T社製の銃器を紹介します。今回は40mm口径の多目的ランチャーです。
40mmといえば、米軍で長年使用されているM203がすぐに浮かびます。それとは異なり、GL-06は主に警察の対暴徒用途に開発されました。
ですのでここでは対暴徒用途を中心に話を進めたいと思います。
まず40mmグレネード弾を発射する銃器の特徴ですが、多種の弾頭を目的に応じて選択し、致死性・非致死性の両方において効果的なダメージを与える事が可能な事です。致死性の弾薬を例に挙げますと、HEDP(High Explosive Dual Purpose:多目的榴弾)、HE(High Explosive:高性能炸薬弾)、Fragmentation(破片飛散弾)、などです。


非致死性の弾薬の例を挙げますと、催涙弾、ゴム製バックショット弾、プラスチック製スラッグ弾、マーキング弾、などです。
射程距離は最大で2212m(Mk-19から発射された場合)と、狙撃銃以上の長距離をカバーします。
2km以上先から手榴弾が全自動で降ってくるわけですから、敵にとっては最も恐しい兵器のひとつでしょう。
ところが暴徒鎮圧用途となると話は違ってきます。群集に向かってHEDP弾を撃つわけにはいきません。
そこで威力を落とした非致死性弾を的確に発射するシステムが必要となってきます。そのためにGL-06の最大有効射程は300mまで落ちますが、暴徒鎮圧には充分すぎる威力と距離です。
(榴弾の全長ももちろん短縮)
40mmグレネードの欠点のひとつに、『弾薬が高価』という点があります。
種類によりますが、非致死性弾薬ですら1発4000円から6千円もします。
よってバカスカ撃って訓練するわけにはいきません。当然、射手は練習不足になりがちです。
予算が豊富にある米陸軍ですら、普段は弾頭が青くマーキングされているTP弾(Training Purpose)しか撃てませんでした。
GL-06はこの点を解決しています。


推進方法を雷管が炸裂する圧力を増幅させるシステムによって、雷管のみの再装填で再発射できるようになりました。
これによって単価が200円ほどに落ち着きます。これならば射手は充分な訓練が可能です。
命中精度ですが、40mmはエリア・ウエポンであるため、ピンポイントの命中精度は求められておりませんでした。
ですがメディアの目がうるさくなってきた今日ではそうも言ってられません。
GL-06はAimpoint T-1を標準装備することにより、ピンポイントでスラッグ弾を当てられる性能を持っています。
操作性は左右対称になっており、左利きの射手でも問題なく使いこなせます。再装填も肩越しに廃莢し、すばやく行えます。
(1分間で6発の発射が可能)チャンバーにはスリットがあり、装填されているかいないかが一目瞭然でわかる仕組みになっているのも安全管理を徹底させたい指揮官にとっては喜しい限りです。
ストックはバイザーを使用した際に邪魔にならないよう工夫された特殊ストックが装着可能です。
このストックはMP-5と共用することができ、すでに日本警察も採用し、好評を得ています。
しかも重量は2kgと軽く、体力が無い射手でも容易に取り扱えます。


現在の日本は安田講堂事件のあった昭和40年代頃と異なり、暴動が頻繁に起こる可能性はすくないですが、起ってから対応したのでは遅すぎます。
来年のサミット、2020年のオリンピック、と重要な国際イベントの予定が迫ってきてますので、GL-06のような40mmランチャーを効果的に活用して訓練を行うことを私は推奨します。
最後になりますが、回転式連発式の40mmガンは絶対に避けましょう。
重量がありすぎる、トリガープルが重い、再装填に時間がかかる、ジャムった時の対応に時間がかかる、などロクな事がありません。
見た目が派手なので、映画等には向いているかもしれませんが、実際は全く使い物になりません。
今回は最新の40mmグレネードランチャー、B&T社製GL-06を紹介しました。

飯柴
(筆者は現役時代にMk-19 40mmグレネード・マシンガンの射手でしたので、40mm榴弾に関してはプロの知識と経験を有しております。)


B&T GL-06 多目的ランチャー 試射レビュー


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2015年06月28日

B&T VP-9 消音特殊ピストル

引き続きスイスB&T社の製品をご紹介します。
これも非常に特殊な銃器で、今回は拳銃です。


B&T VP-9 消音特殊ピストル

現代の拳銃と言えば、大まかに半自動と回転式の二つに分別できますが、この拳銃はどちらにも属しません。
ではどのように特殊なのか、説明していきたいと思います。
VP-9とはVeterinary Pistol 9mmの略です。つまり『獣医が動物を安楽死させるための拳銃』というのが建前です。
では本音は何か、それは音も無く敵に致命傷を与える目的の拳銃です。
写真を見てもらえば解りますが、サプレッサーが組み込まれています。


そして作動方式は手動で装弾数は5発+1発で、グリップがマガジンになっています。


このような性格から、通常のサイドアームとしての使用は無理ですが、通常の拳銃では成し得ない任務をこなす事が可能です。
『おかしいな、通常の拳銃にサプレッサーを付ければ同じだし、連射もできるじゃないか』という声が聞こえてきそうです。
それは確かにそうなのですが、通常の拳銃にサプレッサーを取り付けると、まず全長が長くなりかさばってしまいます。
レンジャー連隊が採用しているグロック22の特殊拳銃がまさにそうで、Crye社製のGun Clipホルスターなどは、サプレッサーを装着した状態で携行できるように特別に設計されたホルスターです。
(普段はサプレッサーは専用パウチに入れて、拳銃とは別々に携行する)
VP-9はサプレッサーが組み込まれているので、全長は普通の拳銃とそれほど変わりはありません。
それからアクションの音が意外とうるさく、これも無音に近い状態で任務を行いたい場合には障害となります。
そのために音がしない手動が採用されました。



またVP-9と同時に開発された特殊ショルダーパウチがあります。
これはVP-9がスッポリとおさまる三角形のパウチですが、よく見ると前部に穴が開いていて、サプレッサーの銃口が覗いています。
後部にポケットに手を突っ込む感じで入れると、グリップを握る事ができ、そのままVP-9を露出する事無く、人ごみでも目立たずに必殺の一弾を敵に対して無音で撃ち込めるという寸法です。
一歩間違えば犯罪者が泣いて喜ぶ拳銃だけに、販売は政府機関のみに限られています。間違った人間の手に渡れば、大変な事になるからです。



隠匿する必要が無い場合、光学照準機器が必要な場合は、サプレッサーに専用リングマウントを取り付け、そこにライトやレーザーを搭載する事も可能です。
同類の拳銃は第二次大戦時に限定的に存在したのと、60年代に中国が64式微声手槍というのがありましたが、当時はサプレッサーの技術がプアで、それなりの音が聞こえたそうです。
VP-9は特殊な使い捨てバッファーを5個サプレッサーの中に搭載して音を殺しますので、無音とまでいきませんが、都会の雑踏の中で発射したら気がつく人はまずいません。
使用は限定されますが、精鋭部隊にはこのような拳銃が武器庫にあってもいいと私は思います。
今回はB&T社製の特殊拳銃、VP-9を紹介しました。





B&T VP-9 PISTOL


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2015年06月22日

B&T 最新アサルトライフルAPC556レポート

先週に引き続きスイスB&T社のAPC(アドバンスド・ポリス・カービン)シリーズ(9mm、.45 ACP, .223、556mm、.300 Whisper)のレポートをします。


APC556

右下のストックはのフォールディングストック(チークパッド付き)

 APCとは、Advance Police Carbineの略で、最初は9mm口径の新世代サブマシンガンとしてH&K社製MP5短機関銃の後継の座を狙って開発されました。
 マニア好みの派手なデザインでは無いものの、質実剛健で無骨な外見で、私は一目で『これは使える銃だな』というのが第一印象でした。
 MP-5は優れた銃で、1980年の在ロンドンイラン大使館占拠事件においてSASが使用したのが代表例にあるように、その信頼性と実戦での有効性は疑いの余地がありません。


APC9(9mm弾)


 よってB&T社はMP-5を使い続ける軍・警察機関向けに、数多くのアップグレード・パーツを開発・提供しています。
 APCも開発当初より改良を重ね、今年は軍隊向けに5.56mm仕様が発表されました。
 ここではこの5.56mm口径のAPCを中心に話を進めていきたいと思います。
 APC 556について語る前に、私が良い自動小銃か否かを判断する基準に関して述べてみたいと思います。
 命中精度や耐久テストに関してはNATO基準を満たしている、というのは当たり前の事なので、ここでは省略します。
 確認しますが、これは私個人の経験から出した基準であり、他の何とも関係が無い事をご理解ください。


-安全で作動不良が起きず、作りが頑丈な事。
(まず軍用小銃とは安全で頑丈でなければなりません。これは説明の必要がないほどです)
-M16のマガジンを使用可能ながらも、信頼性のある専用ポリマー製のマガジンを使用する事。
(既存のM16マガジンはアルミ製で耐久性に問題があります。ですので専用の頑丈なポリマー製のマガジンが必要です。なおかつNATO基準であるM16のアルミマガジンを使用できる事が条件となります)
-信頼性のある照準装置が付属している事。
(照準装置が粗悪だと、当然高い命中精度が期待できません。APCには基本的にAimpoint T-1が付属してきますが、要望によって変更する事も可能)
-サプレッサーが装着できる事。
(隠匿と兵士の視聴機能を守るため)
-ストックが伸縮式でフォールディングである事
(空挺降下可能)。
-左右両利きの射手が容易に取り扱える事。
-引き金がTwo Stageで引きやすい事。
(引き金が引きにくいと、新兵の訓練に時間がかかる。Clean and Crispなトリガーが必要)
-分解結合がツール不要で行えて、*クラス1、2、3、の各レベルにおいて保守が容易な事。

※注釈 米陸軍における保守のクラシフィケイション。
クラス1メンテナンス-オペレーターが対応できる故障。クラス2メンテナンス-武器庫担当アーマラーが対応できる故障。
クラス3メンテナンス-メーカーに送るか、パーツが完全に破損して交換を必要とする故障。




 APC 556はこの基準を全て充分すぎるほど満たしています。
 特に左利き射手に対応して、全てが左右対称に設計されている点が優れています。
 これは社長のカール・ブルッガー氏が左利きであるため、設計段階でその点を重点的にチェックされます。
 リコイルも特殊なハイドロバッファーによって非常にマイルドで、連射時にサイトの戻りが速い、という点も見逃せません。
 しかもストックが折りたためるため、戦車兵や機械化歩兵、空挺歩兵などが使いやすいのは言うまでもないでしょう。
 日本の防衛省が陸自次期小銃を模索中と聞きました。
 私はAPC 556をライセンス生産も含めてオプションのひとつに入れていいのではないかと思います。


 日本の工作機械のレベルは世界でもトップレベルにあります。
 付け加えますと、B&T社も日本製CNCマシンを使用して生産しています。
 ですが日本のメーカーには経験と知識がありません。
 そうなると独自で次期小銃を開発しようとすると、チンチクリンな小銃が出来上がってくるのはほぼ間違いないでしょう。
 それならばあえてプライドとエゴを捨てて、優れた海外製の小銃をライセンス生産して採用した方が、現場のためになると私は考えます。
 永世中立国であるスイス製という事で、政治的な障害も最小限になるはずです。
 さらに細い事を付け加えますと、APC 556には専用のカートキャッチャーを取り付けることができ、薬莢を100%回収できる点なども自衛隊向きです。



 軍用モデルとして唯一気になった点ですが、40mmランチャーが付属できない点です。
 この点をメーカーに指摘した所、『ランチャーを小銃に取り付けると、重量がかさんで取り扱い難くなる。
 よってあえて除外しました』との答えが返ってきました。
 これは正しく、米陸軍にM203の後継機として採用されているH&K M320ランチャーですが、私が友人の大尉に聞いてみたところ、『良く当たるのは当たるが、M203と比較して重すぎる。
 よって小銃に付けて使う射手は皆無で、みんなスタンドアローンで使用している』との答えが返ってきました。
 B&T社もその点をよく理解していて、40mmランチャーはGL-06という独自のシステムがスタンドアローンで存在します。
 それでいいと私は思います(GL-06はまた別の機会に紹介します)。
 またバイヨネットラグが無い点ですが、これは現代のシアターでは損害が多大にでる銃剣突撃は認められない、という政治的な事情があります。
 よって悲しいですが、銃剣は消え行く運命にある装備なのかもしれません。
 余談になりますが、先日私が勤務していたワシントン州JBLM基地内を運転していたところ、銃剣戦闘を訓練場から刺突用のダミーが撤去され、大量に積まれていました。
 関係者に話を聞くと、銃剣突撃訓練の必要が無くなったので廃止になったとの事です。
 私が現役時代、泥だらけになって気合いを発しながら全力で突いて殴ったダミーたちであるだけに、感慨深くなりしばらくその場に立ちつくしてしまいました。



 話がすこし逸れましたが、APC 556は派手な外見は無いものの、質実剛健で優れた小銃であるのは間違いありません。今後は20インチ銃身で倍率のあるスコープ付きのシャープシューター専用EBRモデルなど、バリエーションが増えて進化し ていくのが予想されます。それにともなって、APC 556を採用する国が今後増えていくでしょう。
 口径も警察用に9mm、.45 ACPと.223、軍隊向けに5.56mmと300ウイスパーと、ニーズに合わせて口径を選択できる点もすばらしく、パーツの交互性が56%と、ロジスティックを考慮したシステムとなっている点も見逃せません。


 B&T APC 556、久しぶりに手にした『使える小銃』でした。






B&T APC556





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