2014年07月10日

MLB観戦レポート ブレーブスVSメッツ


アメリカに在住していて、楽しみの一つにMLB観戦があります。私も小学生時代に軟式野球チームに所属していたこともあり、趣味のひとつとなっています。

MLB観戦レポート ブレーブスVSメッツ

7月1日には、アトランタ・ブレーブス対ニューヨーク・メッツ戦を観戦に行ってきました。メッツの先発は松坂大輔です。

MLB観戦レポート ブレーブスVSメッツ

右肘手術、マイナー契約から這い上がって、先発ローテーションに戻ってきたのですが、ここ数回の登板結果がよくありません。ここで踏ん張って先発ローテの座を不動のものとしたいところです。

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ですが結果は5-4でメッツの負け、5回降板で敗戦投手となってしまいました。野球に勝敗は付き物ですので、負けるのは仕方がありません。ですが内容が最悪でした。与えた得点はいずれも2死から得点を取られ、自滅するパターンです。また打率1割のピッチャーに勝ち越しタイムリーを打たれる(しかも初球に甘いど真ん中高めの直球)など、いくらなんでも酷すぎます。実際、次の日のNY地元紙には酷評され、『松坂はメッツを弱らせている』とまで書かれる始末でした。私個人としては、メジャーでの立場が苦しくなっても、日本の球団と高額で契約するという安易な選択肢を取らずに、メジャーで必死に頑張っている松坂選手を応援しています。ここはつらいところでしょうが、是非とも逆境を跳ね返して頑張ってもらいたいと思います。
さて、日本ではどうしてもMLBの報道は日本人選手中心になってしまいがちですが、MLBには世界中からすばらしい選手が勢ぞろいしています。ナ・リーグ東地区トップを走るブレーブスはまさにそうで、3番(MLBでは最高の打者を4番ではなく、3番に置く)にはフレディ・フリーマンというスーパーヒッターがいます。左利きの一塁手ですが、この日も松坂からタイムリー2ベースヒットを放ち、守備ではPlay of the dayに選ばれた好守を見せてくれました。
5-4で迎えた9回表に、ターナーフィールドが一瞬真っ暗になります。そして球場中のモニターに炎が映し出される演出とともに、MLB最高峰のクローザー、クレイグ・キンブレル投手が登場しました。この時、球場の盛り上がりは最高に達します。こういった生の迫力、雰囲気を味わえるからはMLB観戦はやめられません。キンブレル投手はサイドスローから時速160kmの剛速球とナックルカーブを投げる速球主体のピッチャーで、この日も期待通り三者三振に討って取りました。メッツの打者はファールチップにするのがやっとでした。これでオールスター前だというのに、もう26セーブ目を挙げました。このペースで行くと、去年に続いて年間50セーブ以上とれそうです。
投打が噛み合った、ナ・リーグ東地区首位にふさわしいプレーを、ブレーブスは見せてくれました。

飯柴

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Posted by ELITEMASTER  at 23:13 │Comments(0)インストラクター

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