2017年11月29日

特殊水陸両用ブーツ


2018年カタログに新登場した「LALO TACTICAL」(ラロータクティカル)の特殊水陸両用ブーツです。



水陸両用ブーツというからこのブーツは防水かというとそうではありません。
防水ブーツはくるぶしくらいの深さまでの水だったら問題ないですが、それ以上になるとブーツの上部から水が入ってきます。
そうすると今度は水が抜けなくなり、そのまま歩いていると足の裏の皮がふやけて、剥がればい菌などが入り大変なことになります。
そのため、水陸両用の特殊部隊用ブーツというと水が入っても素早く抜け、さらに歩くことにより空気が入り内部が乾きやすくなっています。

水が入ることが前提に、水が入ってもすぐ抜ける、大事にならない、ソールは丈夫で滑りにくく、さらにラペリングやファストロープ用の鋲まで付いています。

また、セラミックが配合された生地でフジツボとか鋭い岩場でも破れづらく、非常に丈夫です。
かかともフィンが付けられるようになっています。








ハイカットモデル


コヨーテモデル

相浦の西方普通科や水陸機動団の人は12月9~10日の『エリート佐世保展示即売会』に来れば実際のブーツが見れますので、ご来場ください。

エリート佐世保展示即売会のパンフ







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2017年11月28日

89式電動ガン用コバルトモーター


東京マルイから発売されているサマリウムコバルトモーターですが、非常に低速でのトルクがあり、セミオートで撃つ時のレスポンが良いです。



89式小銃の電動ガンは旧世代でレスポンスがに若干遅いと思われる方にこのモーターはお勧めです。
バッテリーの燃費も良くなるそうです。

でも89式電動ガンにサマリウム・コバルトモーターを取り替えて取付けるにはかなりテクニックがいります。
ギヤのかみ合わせが悪く異音がしたり、きっちりつかないとギヤが空回りしたりと結構大変です。



そこで専用スペーサー(軸受)を作り、さらにそこへ精密ベアリングを内装しました。

これでモーターを取り替えるだけで、きっちりとサバコバモーターの性能が発揮できます。


このモーターに取り替えて元気のいい「ニッケル水素バッテリー」か「リポバッテリー」を使うと凄くレスポンスが良くなります。
是非試してみて下さい。

※サバコバモーターに取り替えるとグリップ部の磁力が強くなるので、近づけると時計とかが壊れる危険性がありますので気を付けて下さい。


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2017年11月20日

2018年 エリート・カレンダー完成



2018年カレンダーが完成しました。

12月9・10日の九州・佐世保でおこなわれる『佐世保・エリート感謝祭』と12月16・17日ショップエリートの感謝祭に来られた方に差し上げます。


今回のカレンダーもB3判でとても良いです。


待ってるよー。


画像をクリックするとPDFのパンフレットが見れます。

佐世保の人達もこの機会にぜひお越しください。
お待ちしていま~す。





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2017年11月12日

フロッグ・ルーブの使い方


米軍やアメリカのトップ・シューターが当たり前のように使用しているガン・ケアオイル『フロッグ・ルーブ』の使い方をご説明します。

フロッグルーブのペースト・タイプ(左)とリッキド(液体)タイプ(右)

フロッグルーブとは100%天然成分で作られた無毒のガンケア・オイルです。
金属以外にもやプラスティックなどにも使用できるので、ブローバックのエアガンにも使用できます。
実際にエアガンシューターやゲーマーで愛用している人も多いようです。

フロッグ・ルーブを愛用しているクリス・コスタ

簡単に言うと銃のパーツにオイルが浸透して、コーティングされたような状態になり、パーツとパーツが擦れても滑らかに動きます。
実際に使うとどういう利点があるか言うと、まず動きがすごくスムースになり、その状態が長時間続きます。
そのため実銃の場合、ジャムをしなくなります。
もちろん物理的な理由でジャムがおこる銃は別ですが、ある官公庁の部隊で使用したときに確実にジャムは少なくなったと聞いています。
また、長期間、銃を使用しないで銃庫に保管するときなど、フロッグルーブで手入れした銃とそうでない銃では差が出るそうです。

フロッグルーブで手入れした銃は錆も出ず、取出してすぐに動かしてもスムースに動き、オイルが切れた状態にはなっていなかったそうです。

良いことが多い『フロッグ・ルーブ』ですが、下記に使用方法を簡単に書きましたので一度お試しください。

『フロッグ・ルーブ』は極低温になると硬化して、最初の動き出しが悪いと言われますが、それも注意を守って使用して頂ければ、問題はないと思われます。

写真は拳銃ですが、小銃での写真が無かったのです。もちろん小銃に最適です。


銃を分解して各パーツを取出します。
油分や汚れを取り除きます。
油分や油汚れを取るには「フロッグ・ルーブ スーパー・ディグリーザー(油汚れ落とし剤)」がお奨めですが、なければパーツ・クリーナーなどでもOKです。


フロッグ・ルーブ スーパー・ディグリーザー



パーツを温めます。
夏や温かい時はそれほど気にしなくてもいいですが、寒い時はパーツを良く暖めてからフロッグルーブを塗ります。


温かいとオイルが細部まで浸透しやすくなります。
注意!、エアガンの場合は暖め過ぎにご注意。パーツが変形する場合があります。


暖めたら、細部まで「フロッグ・ルーブCLP」を塗ります。


フロッグ・ルーブCLPペースト
日本の寒くない地方(東北・北海道以外)はペースト・タイプをお奨めします。
たれないので、最後まで使えます。
寒い地方は硬化しないリキッド・タイプをお奨めしますが、ペースト・タイプでも大丈夫です。

フロッグ・ルーブCLPリキッド

リキッドタイプはどうしても使用時にたれて消費量が多くなりますね。でも寒い時期は使いやすいです。

極寒地区ではエクストリームというタイプもあります。

これは凄く寒い地域用です。
でも他のCLP(ペーストやリキッド)と混ぜて使うこともできます。



裏もちゃんと塗ります。

各パーツ、裏・表もちゃんと塗ったら1時間くらいそのまま置いておきます。


※時間が無い場合はすぐ下の要領で吹き上げにはいります。

全体を拭き、パーツを組み上げます。

組み上がりましたら再度、吹き上げます。
これで出来上がりです。
スライドを引くとスムースになっていると思います。

フロッグ・ルーブCLPはペースト(常温)、リキッド(寒冷地)、エクストリーム(極寒冷地)と考えて下さい。
極低温時に効果して動きが悪くなると言われますが、ペーストタイプを寒い時期に使うとそのような場合もありますが、何回かスライドを動かしたりすると解消します。

ショップ・エリートで好評発売中です。
是非一度お試しください。

150円のお試しサイズもあります。
ブローバック・エアガンにも最適です。
特に今度、東京マルイさんから89式小銃のガスブローバックが出るそうですのですごく楽しみですね。

ショップ・エリートでは年内に「フロッグ・ルーブCLP」をお買上げの方にはもれなく「マイクロファイバーウエスと塗布用のハケ」をサービスしています。この機会にぜひどうぞ。




フロッグルーブ使い方PDF


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2017年11月11日

九州・佐世保でエリート感謝祭 !

12月の9日(土)・10日(日)の2日間、タクティカル プロ・ショップ エリートがなんと九州の佐世保で2017年大感謝祭をおこないます。
場所は佐世保駅のすぐ横にある『アルカス佐世保』の3階小会議室。



地図

東京のショップエリートに来たことない人はたくさんいらっしゃると思いますので是非、ご来場ください。
また、相浦駐屯地の方々、海自の佐世保基地の方々、お誘い合せてご来場ください。
お待ちしています。

ご案内チラシ

日時:12月の9日(土)・10日(日)
時間:10:00~16:00(日曜は15:00まで)
場所:アルカス佐世保3F小会議室


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2017年11月03日

2017年度 国際スナイパー大会 観戦レポート



毎年レポートしている米陸軍スナイパー学校主催の国際スナイパー大会が、米国ジョージア州フォート・ベニング陸軍基地で行われました(10月15日-21日)。
その模様をレポートします。今年は第30回記念大会となりました。
まず今年の印象は、参加チームのメンツがいつもとかなり違いました。


82空挺、第三特殊部隊群、アイルランド陸軍、などの常連チームが不参加でした。
そして去年の優勝チーム、ミシガン州軍1-125からはなんと、去年の優勝者を再度送り込んできました。『州軍が二連覇してやる!』という意気込みが感じられます。


逆に正規軍は2年連続で州軍に負けるわけにはいきません。そのプレッシャーが重くのしかかっているのが、見ててわかりました。
毎年そうなのですが、年々射撃とフィジカルの割合がフィジカル重視になってきています。決して射撃数が減っているのではなく、フィジカルな作業をこなしてから射撃する機会が増えている、という感じです。


これは今のトレンドでもあるクロスフィットやスパルタンレースなどに影響を受けているのは確かですが、やはりスナイパーとは歩兵であり、まず基礎体力が無いと務まらないという原点に立ち返っているのだと思います。
ですので、今後参加を考えているチームは、まず体力を徹底的に鍛え上げる必要があります。実際問題、エネルギー省のSRS警備部隊所属のチームはついていけずにリタイアしました。
これは核関連施設を守る狙撃チームは篭城型で、普段の勤務では重装備行軍などの機動性を必要としないのが理由です。
出てきただけでもその勇気を称えたいと思います。ちなみにSRS(Savannah River Site)とは、エネルギー省直轄核兵器開発の重要拠点であり、警備が超厳重で有名な施設です。
さて、前述したミシガン州軍チームですが、三日目が終わるまで、首位をキープしていました。
最終結果は、レンジャー連隊第三大隊が最後の最後で意地を見せ、総合優勝しました。
10位までは以下の通りです。



1位:レンジャー連隊第三大隊
2位:米陸軍州軍トレーニングセンター
3位:沿岸警備隊MSRT
4位:米陸軍1-125 ミシガン州軍
5位:デンマーク陸軍
6位:米陸軍州軍チーム
7位:米海兵隊SOI-W
8位:米空軍620th GCTS
9位:カナダ陸軍
10位:サン・ベルナンディーノ警察

警察系チーム(体力的理由)と外国チーム(言語的な理由)の順位が低い、のは毎年の事ですが、

11位:米海兵隊SSIS-クワンティコ
13位:米陸軍第七特殊部隊群
22位:USASOCチーム


こういった強豪チームの順位が低かったのも驚かされました。
ただスナイパースクール教官は、『順位は大した問題ではない。
ここに来て自信の限界を見極め、勉強し、部隊に帰って後輩を指導し、全体的なレベルアップに繋げる。
そしてスナイパー・コミュニティのネットワーク作る。
これらが大会の真の目的だ』と言っていました。私も全く同感です。


使用されたスナイパーライフルや装備展示品



















毎年、視察しているだけで大変な勉強になるこの大会、参加していないチームがあったら、来年からでも参加される事を強く推奨します。
まさに『100利あって、1害無し』の大会です。

飯柴



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Posted by ELITEMASTER  at 21:14Comments(0)装備品・訓練