2019年08月17日

ブラックホール・元40普連隊長二見龍氏トークショー


8月10日(土)〜(日)東京・浅草の都立産業貿易センター台東館で開催されたブラックホールで、元40普連隊長二見氏トークショー&サイン会が行われました。



40普連をゼロから戦えるまでにいかに鍛えたか、なぜエアソフトガンを訓練に導入したのかなどなど
二見氏からの依頼で40普連を鍛えたトモ長谷川氏とエピソードを交え、トークが繰り広げられました。
とにかくエアソフトガンは実際に撃ち合って訓練ができるので非常に有用なのだそうだ。
実際に作戦行動中、当たったか、外したがすぐにわかります。
バトラー(レーザー交戦装置)だと2、3人固まっているとみんな反応してしまうことがある。またどこに当たったかまで正確にわからないなどがあるそうです。ペイント弾も試したそうですが、一番実戦的な訓練が行えるのがエアソフトガンだったそうです。
実際、頭、腕ではなく、目、耳、指を実際に狙って撃てるので、撃つ方も、撃たれる方も訓練においての上達だけでなく、意識改革に役だったそうです。
つまり撃つ方は素早く点を狙って当てる技術。撃たれる方は撃たれないよう身を隠して撃つことを覚えていきます。
実銃では撃ち合っての訓練は絶対できません。
次のエピソードとして、他部隊がエアソフトガン訓練を聞きつけて40普連にやってきたそうです。
いつも実銃で距離100、200mで訓練しているので、10mなんて目をつぶっていても当たるだろうと自信満々だったそうですが……
みなさん散々だったそうです。近距離ではエアソフトガンは反動と音が実銃とは異なりますが、射撃動作は同じですので、よりリアルな訓練ができます。
エアソフトガンで当てられないのに実銃では当てられないということだそうです。
興味深いお話ばかりでした。



2日目は射撃、強くなるには何が必要かをボードを使っての簡単な講義が行われました。
基本は精・速・強 とのことです。
精度が一番で、次に動きの速さが加われば、最強ということです。
初弾の速さ、行進射撃などの速も精を落とさないようにしなければならない。
精度を高めるには練習は当然、マインドセットも必要だし、優れた道具も必要となる。





エリートでも取り扱い中の二見龍氏の著作本もイベント会場での即売会も行われました。
購入者にはサインもしてくれます。




またブラックホールではトモ長谷川氏とタニオ・コバの小林社長とのトークショーも行われました。
ここではGunsmith BATONとのコラボで9月発売のCO2ガスブローバックのベレッタ バーテックスの解説とデモンストレーションが行われました。



この小さなCO2カートリッジ1本で今までは約60発ほどしか撃てませんでしたが、このベレッタでは倍は撃てます。
マガジン内にこのCO2カートリッジを装填します。あと銃としての基本的な使い方はフロンのガスブローバックと同じです。



タニオ・コバが開発し、特許を取得したバルブにより安全性と低燃費を実現しています。
そしてCO2ガスブローバックの利点は何よりも寒さに強いことです。
現在、日本で流通している大部分のフロンガスを使用するガスブローバックガンは寒さに弱いのです。寒いとちゃんと動きません。
しかしCO2カートリッジを使用するガスボローバックガンは冷えに強いのです。
寒い地域でも冬でも快調に作動するので、1年を通して、いつでも使用できる最適な訓練アイテムと言えるでしょう。



二見龍氏もCO2ガスブローバックのベレッタバーテックを試射体験。
「なかなかリコイルも強くて精度もあるので、訓練に使えますね」との好感触でした。
二見龍氏が先頭に立ってエアソフトガンを訓練に導入した方ですので、説得力があります。




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Posted by ELITEMASTER  at 19:31Comments(0)イベント・展示会