2014年08月27日

新刊のお知らせ 『2020年日本から米軍はいなくなる』講談社8月20日発売(飯柴智亮・小峯隆生)




本が講談社から私の本が発売になりました。それについてちょっとご紹介してみたいと思います。
今回の本は、2009年に発売になった、『日米同盟崩壊』の続きのレポートだと思っていただいて問題ありません。

バックグラウンドは日本を含む極東情勢の現状と日米同盟に関してを、誰も指摘しなかった視点で本音を含めてズバリと突いているのが特徴です。
日米同盟(日米安保条約)とは、冷戦時代に極東地域における共産主義の拡大を止めるための防波堤として設定した条約です。1989年に冷戦が終了して四半世紀経った今日、世界情勢は全ての次元・局面において事情が異なっています。軍事技術を含めてテクノロジーも格段に進歩しました。そういった情況の中で、冷戦時代のシフトであった在日米軍及び基地がそのまま必要なはずがありません。今日そして近未来の脅威に対抗するため、新しいシフトへの変化・進化が絶対に必要となってきます。
もうひとつは経済的な事情があります。赤字で火の車の米国経済を再生するには、軍事予算を削るしか方法はありません。米国で生活していると、これが目に見えてよくわかります。

日本人は国家・政治家・官僚・一般市民の全てが日米同盟は恒久的に変化しない物だ、と考えて無防備に寄りかかっているのが現状ではないでしょうか。
ですがアメリカ人は日本人とは全く考え方・価値観が異なる民族です。日本人にある義理人情は全く無く、ビジネスライクでドライであり、契約を重視します。また不必要な局面へは1セントたりとも投資しません。まずここから理解しないといけないでしょう。題名を含めて内容もちょっとプロレス入って煽ってますが、おもしろくまとまったと思います。
興味のある方はぜひ購入して下さい。

飯柴智亮






  

Posted by ELITEMASTER  at 16:45Comments(0)インストラクター