2013年07月17日

訓練用カスタム9mm拳銃



訓練用カスタム9mm拳銃ガス・ハンドガン再入荷です。

好評に付き売り切れ中でしたが、第2次ロットが入荷してきました。
ある自衛隊ではすでに射撃訓練用に使用されています。



今は夏ということもあり、なかなか快調に作動し、好評を得ています。

昔、自衛隊9mm拳銃ファンでガスガンを買ってガッカリしたという人は是非、一度当店のオリジナル訓練用カスタム9mm拳銃ガスガンを試射してみて下さい。作動も良く、命中精度も高いので気に入ると思います。



訓練用カスタム9mm拳銃は通常スライド部に刻印はありませんが、今回はある事情により「陸上自衛隊」の刻印入りが若干数入荷しましたのでご希望の方は申し出てください。


タクティカル プロショップ・エリート

エリート・オンラインショップ







  

Posted by ELITEMASTER  at 18:24Comments(0)お店の情報

2013年07月17日

ダットサイトの話①


だいぶ以前に『ライフルスコープに話』というライフルスコープの使い方や選び方についてご説明しましたが、今度はダットサイトについての話をしたいと思います。


ジョン・プライド(アメリカ・ビアンキカップ3回優勝)

それはダットサイトについて良く知らないで使っている人が意外と多いなと思ったからです。
特に当社では自衛隊や警察のエアガンを使用した特殊訓練をおこなうことがありますが、プロの人たちでもダットサイトの使用方法を知らない人が多く見受けられました。

本当の使い方や欠点・利点を知らなければ、それらの本当の実力は測れません。
ダットサイトと一口に言ってもダット(点)が大きいものや小さいもの、レンズの大きいものや小さいものがあります。
どうしてでしょう?

僕はダットサイトやライフルスコープの開発に20年以上携わってきましたので、ダットサイトの利点や欠点を良く知っています。その辺の説明をしたいと思います。



エイムポイントやイオテックなどのサイトは目の玉飛び出すほど高価ですが、米軍やSWATの隊員はなぜ使用するのか?
それは信頼できるからです。
命の掛かっている時には信頼性の無いものは使えないからです。
でも、いくら高価でも使い方が悪ければその高い性能は出せません。

下の写真はある自衛隊部隊のダットサイトを使用した訓練の写真です。


フロント部のキャップが閉じてますね。
そのため、ダットサイトの対物レンズの先は真っ暗で見えないようになってます。
これはダットサイトの見出しに慣れさせるためにおこなう訓練です。

人間には利き目というのがありますが、ダットサイトで照準する場合は利き目に関係なく、右構えの場合は右目でダットサイトの点、左目で狙っている目標物を見ます。
逆に左構えの場合は左目でダットサイトの点、右目で狙っている目標物を見ます。



ダットの点を右目で見て、左目で狙う目標物を見て、頭の中で合成するとフロントのレンズを閉じていても照準が可能です。
試しにやって見て下さい。

このように右構えでも左構えでも簡単に照準ができるのが利点の一つです。
市街地のような隠れる場所が多いところでの戦闘は右左どちらの構えも出来ないと非常に不利ですので。
また、両目で照準することで目の前の視界がすごく広く見え、敵の発見も早くできます。


①片方の目でダットサイトを覗いて、もう片方の目は閉じて照準している状態(イメージ)

②両目を開けて、ダットサイトで照準している状態(イメージ)


また、ダットサイトの射撃の利点は暗い場所でも照準ができるというのもあります。
(暗ければ照星・照門が見えない)

でも最大の利点は『早く・正確に』に当てられることです。
②の両目を開けて、ダットサイトで照準ができるようになると格段に『早く、正確な照準』ができるようになります。
命のかかった戦場ではこれは非常に大事なことで、米軍の兵士などは一生懸命練習したようです。

でもこの『早く、正確な照準ができる』ことが問題にもなりました。

つづく



タクティカル プロショップ・エリート

エリート・オンラインショップ












  


Posted by ELITEMASTER  at 10:27Comments(0)装備品・訓練