2016年05月25日

2016年式 フォード・ムスタングGT Premium カリフォルニア・スペシャル仕様レポート




私事ですが、最近新車を購入しました。カマロやコルベットなどと並んで、アメ車の代表格であるムスタングです。この車について簡単にリポートしてみたいと思います。


ムスタングと言えば、フォード社のフラッグシップ、と言うよりHot Rodのリーダー格として、米国で最も人気のある車の1つで、類計900万台が売れたそうです。私も渡米前から好きな車の1つだったのですが、試乗してみてお世辞にもいい車と言えない性能に、購入を控えていました。ところが2015年にムスタング登場50周年を記念して発売になった7代目モデルは、フォードが気合を入れて製作しただけあって、今までとは違った満足のいくモデルとなりました。



ではどこが良くなったのでしょうか。まず外見ですが、6代目までのような雑で単純な線でなく、アストンマーチンを思わせるような美しいボディライン、HIDライトやLEDライトを採用した未来的な光源類のデザイン等、第一印象が違いました。去年7代目ムスタングを初めて見た時、『おっ、あの車カッコイイ!』という言葉が自然と出ました。サスペンションも7代目で大幅に改良され、カーブや凸凹道での走りが格段に良くなりました。ムスタングはドラッグレース用の車なので、今までは良くも悪くも直線番長だったのです。


 アメ車の欠点だった内装も充実しています。レクサスのそれとは比較できませんが、2016年式からSYNC IIIが採用され、タッチスクリーンは格段に使いやすくなりました。今までのTouch Fordなどとは雲泥の差です。さらに今年末にはスマホと完全にリンクするアプリが登場するので、ナビやメール、LINEなど全てを捌けるようになるらしく、発売が楽しみです。リア・バックアップ・アシストもレスポンスが良く、安全性に気を使って開発されたのが良くわかります。



この7代目ムスタングは、3種類のエンジンが選べます。排気量2300ccのエコブースト、3700ccのV6、V8で排気量5000ccのGTです(それぞれにPremiumのアップグレード仕様有)。私はまず中途半端で旧式のV6を除外しました。次に2300ccのエコブーストは310馬力ツインターボ仕様で確かに速いですが、米国で2300ccオートマのムスタングなんかに乗っていたらオカマ扱いされるので、これも除外です。どうせ買うなら最高峰のGT Premium、そしてカリフォルニア・スペシャル、マニュアルのモデルを選びました。(この上にはShelby GT 350がありますが、700馬力超のモンスターマシンで、もはや乗用車の域に無いので除外します)



 色は白を選択しました。白いボディーにカリフォルニア・スペシャルの黒アクセントが清々しいと感じたからです。乗ってみるとマフラーから心地よい重低音が響いてきました。ノーマルモードでもかなり引っ張られます。ちょっと慣れた所でSports +モードに入れてみました。信号が青になったと同時に一気にアクセルを踏み込むと、5000cc・435馬力のエンジンが全快し、身体がシートに張り付くような加速です。イメージ的にはCVNのカタパルトから発艦するF-18戦闘機のようです。


いい事ばかり書きましたが、気になった点を述べてみましょう。まず、ボンネット上の中央が突起している点です。外から見ると殆どわかりませんが、運転席から見ると駱駝の背中のように突出していて、かなり気になります。その証拠に、せっかく復活させたボンネット上のウインカー(右側)が、運転席(左側)から視認する事ができません。これは完全にデザインミスだと思われます。それともエコブーストやV6には無いオプションなので、無視されたのかもしれません。



 次に燃費です。ほとんどノーマルモードで普通に走ってますが、リッター/6kmがいいトコです。常にSports+モードでガンガンに回したら、もっと悪化すると思われます。幸いにもOPECの動きを見た限りでは、しばらく原油価格は1バレル/$40-$50に落ち着きそうなので、とりあえずは大丈夫です。それでもプレミアムガソリンしか受け付けないので、ガソリンスタンドでの給油時に泣きそうになります。ですが燃費が悪いのは最初から分かっていた事だし、ガソリンの値段は日本の半分以下なので、問題に値しません。それ以外は後部座席やトランクが小さい、などの点が挙げられますが、2ドアのスポーツカーとしては優秀な部類に入ると言えるでしょう。



日本での購入ですが、残念ながら本年を持ってフォードは日本市場から撤退する事をすでにアナウンスしています。7代目ムスタングですが、すでに入荷分(エコブーストのみ・定価460万円)は完売しているそうです。このGT とGT Premiumは正規輸入されていない、との事でした。気合の入ったムスタング信者数人が個人で輸入しているようですが、価格が800万円位になるそうです。聞いた話ではアメ車ファンの間 でムスタングの人気は高く、Shelby GT 350を特注して乗っている人もいるそうです。ムスタングにはそれ位人を惹き付ける何かがあるのは確かです。



 最後になりましたが、どんな車に乗ろうと安全運転は絶対です。飲酒運転や公道レースは厳禁です。皆さんも十分に注意して車ライフをエンジョイして下さい。



飯柴





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Posted by ELITEMASTER  at 11:43 │Comments(0)インストラクター

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