2014年12月17日
CNN本社訪問レポート
CNN(Cable News Network)といえば、数多くあるニュース放送局の中でも、代表格の会社です。そのCNN本社(ジョージア州アトランタ市)を訪れる機会がありましたので、レポートしてみたいと思います。
まずメディアですが、これを無視して戦争はできません。無視どころかシッカリとした対策を立てないと、取り返しのつかない事態が引き起こされます。特に映像ニュースの影響力はすさまじく、あの『鉄のカーテン』と表現されたベルリンの壁ですら、メディアによる報道がきっかけとなって崩壊したほどです。
CNNですが、日本でもスカパー!などで日本向けCNNを視聴できます。ちなみに私は現役時代から、CNNとアルジャジーラどちらかをTVで24時間付けっぱなしにしていました。この習慣は今も殆ど変わりません。緊急速報などが入るとすぐにわかるからです。(就寝中・来客中・電話中などは音声を消しますが、テロップが出るので全く問題はありません)。情報の70%以上は公開情報ですので、CNNのようにすばやく正確な情報を伝えるメディアはとても助かります。
さて、そのCNNは観光客向けにツアーを行っていますが、ただのTV局とちがい警備も厳重です。私が参加したのは一般のツアーではなかったのですが、テロリストなどでなはいかのバックグラウンドチェックがまず行われます。
それがクリアになると空港と同様の金属探知機を通ってツアーが始めて参加できるわけです。また局内のいたるところに屈強なセキュリティーオフィサーが立って、常に目を光らしています。
見学する箇所は、300人の情報処理担当が勤務するシチュエーションルームや、実際に生の収録が行われているHLNスタジオ、編集室、等です。またアフガニスタンやイラクで使用されたメディア仕様のハンヴィーなど、中々おもしろいものに触れることができます。
HLNスタジオでは、ロビン・ミード(美人で人気のアイドル女子アナ)が収録をおこなっている最中でした。
何が特に参考になったというのは無いのですが、見聞が広がりました。また業務遂行と同時にオープン性と警備の両立など、非常に勉強になる事があった一日でした。
飯柴
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