2016年04月30日

タクティカル・ダットサイト TDX-11


以前に発表してから、だいぶ時間が経ってしまいましたが、やっと当社オリジナル・ダットサイト『TDX-11』が完成しました。



名称の由来はタクティカル(T)、ダットサイト(D)、照度調整機能が11段階(X-11)で合わせてTDX-11といいます。
同じようにプロフェッショナルダットサイトでPDX-11、シューティングダットサイトでSDX-11というのもあります。
TDX-11は照度調整が11段でも、うち2段階はナイトビジョンモードとなっています。



特に今回のモデルはアメリカのM4ユーザー用にハイマウントになっていることと、プロの軍人が使用できる「本物のナイトビジョンモード」が搭載されていることが特徴です。



TDX-11のナイトビジョンモードは暗い場所でN1(ナイトビジョンモード1)、N2(ナイトビジョンモード2)にダット(照準点)を点灯させても肉眼では見えません。

ナイトビジョンモードというのは当然ながら暗視眼鏡(ナイトビジョン)を使用して夜間の狙撃を目的としています。
ただし、現代の暗視眼鏡(ナイトビジョン)は性能が良く、周辺が明るいとその明るさに自動的に合わせて見せてくれます。
そのため昔の暗視眼鏡(ナイトビジョン)みたいに明るいところで使うと真っ白になって壊れてしまうようなことはないです。
明るい場所でも暗い場所でも自動的に調整して使用者が見やすいように調整してくれます。
簡単に説明するとカメラの絞り機能のように明るい場所では光の入光を絞り、暗い場所では光をたくさん入れるように絞りを開けるようなことだと思って下さい。
さらに、軍や警察で使用されている第三世代以上の高性能ナイトビジョン(FOM値1800くらい)は非常に暗い場所でも赤外線の微光照射をしなくてもかなり見えます。
それだけ性能のいいナイトビジョンの前に明るいダットが点灯していれば当然ナイトビジョン側ではここは明るい場所だと判断して、絞りを絞ってしまいます。ナイトビジョンがダットの前方の暗い場所に合せず、ダットの明るさに合せてしまう。これでは暗闇は良く見えません。
ナイトビジョンの性能をダットサイトが邪魔をすることになります。
ナイトビジョンモードにしても、肉眼で、ダットが光っているのが見えるようなダットサイトは高性能なナイトビジョンで見ると明るすぎるので本番では使えません。



さらにTDX-11の良さは日本製のクリアーなレンズです。素通しの筒をのぞいているような、少しも青みかかってないレンズですごく気持ち良いです。
M4、スカー、89式小銃などにお奨めのダットサイトです。


標準装備のアルミハニカムフィルター(キラーフラッシュ)

でも申し訳ないですが、今回の入荷分の大部分がバックオーダー分で出荷されてしまい残りはもうわずかしかないので、お買い求めできない場合はご了承ください。
引き続き生産には入っていますが、次回の入荷はまだ未定です。


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Posted by ELITEMASTER  at 22:59Comments(0)お店の商品情報新商品