2013年03月01日

ショットショー⑥ リングさんのブルーガン


リングさんのブルーガンです。



ブルーガンはあれです。
訓練用に開発されたトレーニングガンです。

軽くて、実銃を元に設計されたポリマー樹脂の特別な訓練用ガンです。全体的に青みがかっていて一目で訓練用とわかる視認性の高さも特徴です。
ブルーガンの様な撃てない銃の有用性は、訓練だけでなくデモンストレーションや、組み手、ガンハンドリングなど多岐に渡るトレーニングを支えています。

まずはこちら、

タクティカル・トレーニングの一場面です。









冗談です。本当はこっちです。



このような使い方で、誤射や暴発の心配のない環境で訓練を行います。
ドア・エントリーの練習やチーム内での連携などに使えます。

また新隊員の方など銃を所持した経験の少ない隊員の方の初期トレーニングにも活用出来ます。
ホルスターから銃をドロウして射撃を行うトレーニング、このトレーニングは間違えると自分のホルスターから銃を引き出せないのに引き金を引いていしまい脚を負傷してしまうことがあります。教官が厳しい場合は特に緊張とストレスによる失敗が目立つそうです。
また米国内でよくある訓練中の事故が、装填していないはずの銃の引き金を引いたところ、薬室に残っていた弾が発射され事故に繋がるケースがあります。このケースは非常に多く、日本の警察でも平成12年6月に同様の事件が報道されています。
そこで、訓練に必要なのは負傷する恐れのある器具よりも安全に使える器具、というこてでトレーニングガンが開発されました。

ブラック調だと実銃と混同してしまうので、レッドやオレンジ、グレイなど各メーカーによって展開されるカラーと質が異なってきます。
ブラックホーク社さんのトレーニングデモガンは非常に安価ですが、質の悪さも目につきます。
ASP社さんは非常に質がいいのですが、いかんともし難いお値段になってます。
その中で最も人気が高いのがリング社さんのブルーガンです。メイド・イン・USAで仕上げた品質とガス・ハンドガンよりも安い価格帯ですので質と価格のバランス取れた人気のメーカーです。あまりにも人気過ぎて社名よりも商品名の方が有名です。

具体的な写真を用意し忘れてしまいましたので、また次のブログにて具体的なブルーガンの写真をご用意してご案内したいと思います。

  

Posted by ELITEMASTER  at 20:16Comments(0)ショットショー2013